ダニー・バシャム

ダニー・バシャムのプロレスキャリア

ダニー・バシャム（本名：ダニエル・R・ホリー）は、1977年10月3日生まれのアメリカ出身のプロレスラーです。インディアナ州シーモアで育ち、身長191cm、体重113kgという体格を誇ります。彼は、リング上で魅せる力強さやユニークなキャラクターで、多くのファンを魅了してきました。

デビューと初期キャリア

1999年、バシャムはOVW（Ohio Valley Wrestling）でプロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。当時のリングネームは「Damaja」で、彼のスタイルや技術は次第に注目を集めるようになりました。彼のキャリアの転機は、2003年にWWEに昇格し、SmackDown!に初登場したことです。

彼がSmackDown!で姿を現した際には、リングネームを現在の「ダニー・バシャム」に変更しました。この名前は、彼がダグ・バシャムという選手と兄弟関係にあるというキャラクター設定から来ており、彼らは「バシャム・ブラザーズ」として知られるタッグチームを結成しました。このチームは、女性Divaのシャニークワの奴隷という独特のギミックを持ち、ファンに強い印象を残しました。

JBLとの関係と活動

ダニー・バシャムは、タッグチーム「バシャム・ブラザーズ」として活動する中で、JBL（ジョン・ブラッドショー・レイフィールド）が率いる「ジェイビーエルズ・キャビネット」に加入しました。彼らは多くの試合でチームワークを発揮し、観客を楽しませました。しかし、2005年6月16日に兄弟揃ってこのキャビネットから離脱することとなり、その後彼はRawに移籍しました。移籍と同時に、ダグ・バシャムとのコンビも解消されました。

ヒール転向と解雇

その後、バシャムはヒール（悪役）キャラクターとしての活動を開始し、怪奇派のスタイルで観客にアピールしました。しかし、2007年にWWEから解雇される運命を迎えました。この出来事は彼のキャリアにとって大きな転機となり、その後のスタイルやリングネームの変化につながっていきました。

TNAおよびNXTでの活動

解雇後、ダニーはTNA（Total Nonstop Action Wrestling）で「ダマジャ」というリングネームを使用し、さらなる試合に参加しました。また、2013年にはNXTに現れ、「ダニー・バーム」としてジョバー（負け役）として登場しました。この時期の活動は、彼のキャリアの新しい章を切り開くこととなりました。

特徴的な技と獲得タイトル

ダニー・バシャムは、リング上で多彩な技を持ち、特に以下のような得意技が挙げられます：

• - ブレイン・ダメージ
• - 旋回式ネックハンギングボム
• - スープレックス
• - スーパープレックス
• - ロシアン・レッグ・スウィープ
• - クローズライン

彼の技術力は、彼に数々のタイトルをもたらしました。

獲得タイトル

• - WWEタッグ王座（ダグ・バシャムとのコンビで）：2回
• - OVW王座：4回
• - OVW南部タッグチーム王座（ダグ・バシャムx1、David C.x2）：3回

バシャムは、そのユニークなキャラクターとリングでのスキルによって、多くのファンの心に残る存在となりました。今後の彼の動向にも期待が寄せられています。

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