ダリアス・スレイ

ダリアス・スレイ：NFLを代表するコーナーバック

ダリアス・デメトリアス・スレイ・ジュニア（Darius Demetrius Slay Jr.、1991年1月1日 - ）は、ジョージア州ブランズウィック出身のアメリカンフットボール選手。NFLのフィラデルフィア・イーグルスに所属し、コーナーバックとして活躍しています。

プロ入りとデトロイト・ライオンズ時代

2013年のNFLドラフトで、スレイはデトロイト・ライオンズから全体36位で指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。ライオンズでは4年総額528万ドルのルーキー契約を結び、その後、2016年には4年総額5020万ドルの契約延長に合意。チームからの信頼の厚さを示しました。

2017年シーズンには、NFL最多となるインターセプトを記録。自身初となるプロボウル、オールプロファーストチームに選出されるなど、その才能を開花させました。2018年、2019年シーズンもプロボウルに選ばれ、リーグを代表するコーナーバックとしての地位を確立しました。

フィラデルフィア・イーグルスへの移籍

2020年、スレイは2021年のNFLドラフトの3巡目と5巡目指名権とのトレードで、フィラデルフィア・イーグルスへ移籍。移籍後すぐに、イーグルスと3年総額5000万ドルの契約延長に合意しました。背番号は、これまで着用していた「23」から、ヘリコプター事故で急逝したコービー・ブライアントへの追悼の意を込めて「24」に変更しました。

2021年シーズンからは背番号を「2」に変更。5週目のカロライナ・パンサーズ戦では2回のインターセプトを記録。10週目のデンバー・ブロンコス戦ではファンブルリカバーから82ヤードのリターンタッチダウンを記録し、NFC週間最優秀守備選手に選ばれました。さらに、ニューオーリンズ・セインツ戦でもインターセプトリターンタッチダウンを記録。このシーズンのファンブルリターンヤードはNFL史上6位、3つのディフェンシブタッチダウンはフランチャイズ史上2位という記録を残しました。この活躍により、2年ぶりにプロボウルに選出されています。

家族

スレイの家族には、同じくNFL選手であるトレイシー・ウォーカーがいます。彼はスレイの再従兄弟であり、ライオンズ時代にはチームメイトとして共にプレーしました。

ダリアス・スレイは、卓越した才能と努力でNFLのトッププレーヤーとしての地位を確立しました。今後の活躍にも注目が集まっています。

外部リンク

Philadelphia Eagles bio
Mississippi State Bulldogs bio

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