ダーティファイター

ダーティファイター (1978)

『ダーティファイター』は、1978年に公開されたアメリカ映画。クリント・イーストウッド主演のアクションコメディで、型破りなトラック運転手が繰り広げる騒動を描いています。

ストーリー

ビールとカントリー音楽をこよなく愛する長距離トラック運転手のファイロ・ベドーは、腕っ節の強いストリートファイターでもあります。ロスに帰ってきたファイロは、いつものように酒場で喧嘩をあっさりと片付け、ママと相棒のオーヴィル、そしてオランウータンのクライドが待つ家に帰ります。

翌日、ストリートファイトで勝利したファイロは、馴染みの店で歌う新人歌手リンに一目惚れ。毎日彼女のステージが終わるのを待って送るようになります。リンにちょっかいをかけてきた暴走族・ブラックウィドーのメンバーを叩きのめしますが、リンはカントリー・ウェスタンのスターになると言って、突然彼の元を去ってしまいます。

ショックを受けたファイロは、酒場でロス市警の警官たちを殴り倒してしまいます。ファイロは、オーヴィルとクライドを連れてリンを追いかける旅に出ることを決意。それを知った警官たちも彼らを追いかけます。道中、オーヴィルが拾ったエコーという女性も加わり、ファイロ一行は行く先々でオーヴィルがプロモートするストリートファイトに連戦連勝し、旅の資金を稼いでいきます。

一方、ファイロを捜しにきた暴走族を、ママがショットガンで撃退。コロラドでは警官や暴走族の襲撃をかわしますが、ファイロは一晩だけヨリを戻したリンに「追っかけてきたバカな男」と罵られてしまいます。炭坑夫とのファイトでは、死にもの狂いで向かってくる男に自分の姿を見るようで、わざと負けてしまいます。しかし、故郷に戻るファイロたちの顔は晴れやかでした。

キャスト

ファイロ・ベドー：クリント・イーストウッド
オーヴィル：クライド・ボッツ
リン・ハルシー：ソンドラ・ロック
ママ：ルース・ゴードン
エコー：ベヴァリー・ダAngelo

音楽

映画のサウンドトラック・アルバムには、以下の新曲が収録されています。

"Every Which Way but Loose" - 映画と同名の主題歌
"Coca-Cola Cowboy"

評価

レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは、27件のレビューで支持率は41%、平均点は5.00/10となっています。Metacriticでは、8件のレビューを基に加重平均値が41/100となっています。

受賞歴

American Movie Awards 1980: Best Original Song

外部リンク

ダーティファイター - allcinema
ダーティファイター - KINENOTE
Every Which Way But Loose - オールムービー（英語）
Every Which Way But Loose - IMDb（英語）
* Every Which Way But Loose - American Film Institute Catalog（英語）

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