チアゴ・パグヌサット

チアゴ・パグヌサットのプロフィール

チアゴ・パグヌサット（Tiago Pagnussat）は1990年6月17日にブラジルのパラナ州で生まれ、プロサッカー選手として活動しています。ポジションはディフェンダー、特にセンターバックを務めています。彼はイタリア系ブラジル人であり、両国の国籍を持っています。現在はアヴァイFCに所属しており、彼のプレースタイルと実績は多くのファンから評価されています。

スタイルと特技

チアゴはスピードやビルドアップ能力では模範的とは言えませんが、その屈強な体格とパワーは彼の大きな武器となっています。特に、空中戦では抜群の強さを発揮し、日本国内はもちろん、ブラジルでもトップクラスの選手と認識されています。また、ミドルシュートも得意としており、得点力にも影響しています。これらのスキルは彼のプレーにおける重要な要素であり、試合における存在感を高めています。

サッカーキャリア

初期の経歴

チアゴのサッカーキャリアは、クリシューマECの下部組織から始まりました。2011年7月には、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエDのSEヴィラ・アウロラでプロデビューを果たします。2011年8月にSERカシアス・ド・スルに移籍し、最初は控え選手として活動しましたが、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエCで14試合に出場する機会を得ました。

2013年1月には、グアラニFCと18ヶ月の契約を結び、カンピオナート・パウリスタでのレギュラーを獲得しましたが、チームは最下位に沈み、契約を解除。その後、元のチームに戻ることになります。このように、彼のキャリアは常に試行錯誤の連続でした。

良い時期と移籍

チアゴは、カンピオナート・ガウショやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエCでの活躍を経て、アトレチコ・ミネイロと4年契約を結びます。ここでの初出場は2015年10月25日で、フリーキックから初得点を挙げました。

2021年1月、彼はセアラーSCからJ1リーグのセレッソ大阪へ完全移籍します。ここでの活躍は素晴らしく、圧倒的なヘディングの強さやミドルシュートを駆使し、国内リーグで5得点、AFCチャンピオンズリーグでは3得点を記録。結果的に2021年のACLでベストイレブンにも選出される栄誉を手にしました。

しかし、個々の選手の組み合わせ重視のプレースタイルが災いし、彼の守備は不安定になりがちでした。特に、パワープレーに対する堅牢なプレーを披露する一方で、他の選手が台頭する中で、レギュラーの座を失うこともありました。

復帰と現在

2021年12月29日、名古屋グランパスに期限付き移籍し、その後ASローマ戦が最後の出場となりました。そして2023年にはセアラーSCに復帰しました。

個人成績とタイトル

チアゴ・パグヌサットの個人成績は、彼の成長と成功を示すものであり特筆されるべき点が多いです。2021年にはAFCチャンピオンズリーグのベストイレブンにも選出され、実力が証明されました。

彼のキャリアは数々の曲折があり、仲間や指導者との関係も重要な要素でしたが、韋駄天の彼は常に自らを高め続けてきました。サッカー界での足跡を残すチアゴの今後に期待が寄せられています。

もう一度検索