チカーノ・バットマン

チカーノ・バットマン (Chicano Batman)

チカーノ・バットマンは、ロサンゼルスを拠点に活動するラテンソウル系バンドです。メンバーは中南米系のルーツを持つ4人で構成されています。

来歴

2008年に結成された彼らは、2014年2月にリリースしたアルバム「CYCLES OF EXISTENTIAL RHYME」がNPRの音楽番組Alt.Latinoで紹介され、注目を集めました。2015年には、ジャック・ホワイトのツアーでオープニングアクトを務め、コーチェラ・フェスティバルにも出演するなど、躍進を遂げました。同年7月には、シカゴで開催されたラテンアメリカ系音楽イベント、ルイド・フェストにも出演しています。

音楽性

リードヴォーカルのバルド・マルティネスは、コロンビアとメキシコの血を引き、ロサンゼルスで育ちました。彼の音楽的ルーツは、カエターノ・ヴェローゾやトロピカリアといったブラジル音楽、南米のロック、サイケデリック・ミュージック、ソウルミュージック、そして60年代末から70年代初頭のポップ・ミュージックにあります。また、幼少期にはクンビアやランチェーラなども愛聴しており、父親の影響で様々なジャンルの音楽に触れたことが、自身の音楽人生にとって重要な財産になっていると語っています。

チカーノ・バットマンの音楽は、これらの60～70年代のレトロなラテン音楽の要素を、現代的な解釈でクリエイティブに蘇らせようとする試みです。2017年には、バンドメンバー全員でNPRのAlt.LatinoにゲストDJとして出演し、1960年代、70年代の音楽から日々学び続けていると語りました。

ディスコグラフィー

シングルおよびEP盤
JOVEN NAVEGANTE (2012)
MAGMA (2013)
フルアルバム
CHICANO BATMAN (2010)
CYCLES OF EXISTENTIAL RHYME (2014)
FREEDOM IS FREE (2017)

メンバー

エドゥアルド・アレナス（Eduardo Arenas）: ベース, ヴォーカル (メキシコ系)
カルロス・アレバロ（Carlos Arévalo）: ギター (エルサルバドル＆メキシコ系)
バルド・マルティネス（Bardo Martinez）: リードヴォーカル, オルガン, ギター (コロンビア＆メキシコ系)
ガブリエル・ビーヤ（Gabriel Villa）: ドラムス, パーカッション (コロンビア、カリ出身)

外部リンク

チカーノ・バットマン 公式サイト（英語）
チカーノ・バットマン（英語） on facebook
チカーノ・バットマン（英語） on Twitter
* チカーノ・バットマン（英語） on YouTube

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