チャド・ゴダーン

チャド・ゴダーン：波瀾万丈な野球人生を送った右腕

チャド・エドワード・ゴダーン（Chad Edward Gaudin）は、1983年生まれ、アメリカ合衆国ルイジアナ州出身のプロ野球選手（投手）です。右投右打で、現在はフリーエージェント（FA）となっています。

MLBデビューからローテーション定着へ

2001年のMLBドラフトでタンパベイ・デビルレイズから34巡目で指名されプロ入り。2003年8月1日にメジャーデビューを果たします。その後、2004年にはトロント・ブルージェイズへ、2005年にはオークランド・アスレチックスへとトレードで移籍。

アスレチックス時代の2006年には、リリーフとして自己最多の55試合に登板。2007年には、エステバン・ロアイザの故障により、先発投手として開幕を迎えます。この年、先発ローテーションに定着し、リーグ最多タイとなる34試合に先発。ダン・ヘイレン、ジョー・ブラントンと共に、ティム・ハドソン、マーク・マルダー、バリー・ジトに代わる新たなビッグスリーを形成しました。

ジャーニーマンとしてのキャリア

2008年7月には、シカゴ・カブスへ移籍。しかし、2009年4月にはFAとなります。その後、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、AAA級ポートランドで2試合に先発登板後、メジャーへ昇格。同年8月にはニューヨーク・ヤンキースへ移籍しました。

2010年以降も、アスレチックス、ヤンキース、ワシントン・ナショナルズ、トロント・ブルージェイズ、マイアミ・マーリンズ、サンフランシスコ・ジャイアンツなど、数多くの球団を渡り歩きました。2016年からはメキシカンリーグでもプレーしています。

プレースタイル

ゴダーンは、速球と変化球を織り交ぜた投球が持ち味の投手でした。リリーフ、先発どちらもこなせるユーティリティ性も魅力でした。

その後

2018年4月16日にFAとなり、5月6日にユカタン・ライオンズと契約。2019年4月27日にユカタン・ライオンズと再契約しています。

MLBでの華々しい活躍から、様々なチームを渡り歩き、メキシカンリーグでのプレーも経験するなど、その野球人生はまさに波瀾万丈。多くのファンに記憶される選手の一人です。

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