チャンドラー・パーソンズ

チャンドラー・エヴァン・パーソンズは、1988年10月25日にアメリカ合衆国フロリダ州カッセルベリーで生まれ、プロバスケットボール選手として活躍しました。NBAのヒューストン・ロケッツを始め、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズなどでフォワードとしてプレーしました。

プロ入り前

フロリダ大学（ゲイターズ）でプレーした後、2011年のNBAドラフトでヒューストン・ロケッツから全体38位指名を受け、NBA入りを果たしました。

プロキャリア

2011年9月3日、NBAロックアウトの影響を受け、フランスのショレ・バスケットと契約しプロキャリアをスタートさせました。その後、2011年12月18日にヒューストン・ロケッツと契約しNBAに復帰しました。ルーキーシーズンにはNBAオールルーキーチームの2ndチームに選出されるなど、その才能を発揮しました。

2014年7月10日、制限付きFAとなったパーソンズは、ダラス・マーベリックスからの3年総額4500万ドルのオファーに合意。ロケッツも同条件で引き留めることが可能でしたが、オファーシートにマッチしない決断を下し、7月15日に正式にマーベリックスと契約しました。

マーベリックスでは、2014-15シーズン終盤に右膝の手術を受けるなど、怪我に苦しみました。翌2015-16シーズンも3月に右膝の再手術を余儀なくされ、残りの試合を欠場することになりました。

2016年7月1日、メンフィス・グリズリーズと4年総額9400万ドルのマックス契約を結びました。しかし、膝の手術後の回復に時間がかかり、プレシーズンゲームと開幕後の6試合を全休。11月6日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で初出場を果たしましたが、フィールドゴールを8本全て外すなど、本来の力を発揮できませんでした。その後6試合に出場しましたが、左膝の打撲により17試合を欠場。12月21日に復帰しましたが、2017年3月13日には左膝の半月板の部分損傷により、そのシーズンの復帰は絶望的となりました。

2019年7月、アトランタ・ホークスに放出されました。しかし、負傷により5試合の出場にとどまり、さらに2020年1月には交通事故に巻き込まれ、外傷性脳損傷、椎間板ヘルニア、関節唇損傷という重傷を負い、2月5日に解雇されました。

度重なる怪我に苦しめられたパーソンズは、2022年1月18日に自身のインスタグラムで引退を表明しました。

個人成績

NBA

レギュラーシーズン、プレーオフでの成績は、NBAの公式ウェブサイトやBasketball-Referenceなどで確認できます。

カレッジ

フロリダ大学での成績も、同様に各種スポーツデータベースで確認できます。

外部リンク

NBA選手情報
NBA日本
Basketball-Reference
チャンドラー・パーソンズ (Facebook)
チャンドラー・パーソンズ (@ChandlerParsons) - X（旧Twitter）
チャンドラー・パーソンズ (@ChandlerParsons) - Instagram

チャンドラー・パーソンズは、その才能とルックスで多くのファンを魅了しましたが、度重なる怪我に苦しみ、不本意な形でキャリアを終えることとなりました。しかし、彼のプレーは多くの人々の記憶に残るでしょう。

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