チャン・ソウ・リン駅

チャン・ソウ・リン駅（マレー語: Stesen Chan Sow Lin）は、マレーシアの首都クアラルンプール、プドゥ地区に位置するラピドKLの駅です。この駅は、アンパン線とスリ・プタリン線の2路線が乗り入れており、両路線が線路を共有する区間と分岐する地点となっています。具体的には、スントゥル・ティモール駅から当駅までは両線が同じ線路を走行し、当駅より南でアンパン線とスリ・プタリン線がそれぞれ別の路線へと分かれていきます。

駅の識別番号は、アンパン線が「AG11」、スリ・プタリン線が「SP11」と定められています。さらに、2022年ごろには、スンガイ・ブロー-スルダン-プトラジャヤ線の駅が開業する計画があり、この駅の重要性は今後さらに増していくことが予想されます。

歴史

チャン・ソウ・リン駅は、1996年12月16日にアンパン線の駅として開業しました。その後、1998年7月11日にはスリ・プタリン線が開業し、当駅とスリ・プタリン駅間が繋がったことで、2路線の分岐駅としての役割を担うようになりました。

駅構造

駅は高架構造で、島式ホーム2面3線を有しています。しかし、実際には1面（1A・1Bホーム）が使用されておらず、実質的に1面2線が使用されています。ホーム上には橋上駅舎が設けられています。

のりば

現在使用されているのは1面2線のみです。具体的なのりばの詳細は以下の通りです。

1番線：アンパン線とスリ・プタリン線の下り方面（ミハルジャ駅、チュラス駅方面）
2番線：アンパン線とスリ・プタリン線の上り方面（プドゥ駅、スントゥル・ティモール駅方面）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

CIDB（建設産業開発委員会）政府機関
マレーシア建築アカデミー
HELP芸術技術大学

また、バス路線も充実しており、ラピドKLが以下の路線を運行しています。

U41：スルタン・モハマド通りターミナル - バンダル・スンガイ・ロン（KTMコミューター・スルダン経由） - スルタン・モハマド通りターミナル
U48：KLモノレール・ブキッ・ビンタン - デサ・プタリン - KLモノレール・ブキッ・ビンタン

隣の駅

ラピドKLの各路線の隣の駅は以下の通りです。

3 アンパン線
プドゥ駅 (AG10) - チャン・ソウ・リン駅 (AG11) - ミハルジャ駅 (AG12)

4 スリ・プタリン線
プドゥ駅 (AG10) - チャン・ソウ・リン駅 (SP11) - チュラス駅 (SP12)

チャン・ソウ・リン駅は、クアラルンプール都市圏における交通の要所として、多くの人々に利用されています。将来のスンガイ・ブロー-スルダン-プトラジャヤ線の開業によって、その重要性はさらに増すと考えられます。

脚注

特筆すべき脚注はありません。

関連項目

マレーシアの鉄道駅一覧

外部リンク

* チャン・ソウ・リンLRT駅 （英語）

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