チーナ

チーナ (chi-na)

チーナは、2007年に結成された日本の音楽バンドです。ピアノヴォーカルの椎名杏子を中心に、ヴァイオリン、コントラバス、ギター兼マイクロコルグ、ドラムというユニークな編成で、他に類を見ない音楽性を確立しています。クラシック楽器とバンドサウンドを融合させた、パワフルでハッピーな演奏が特徴で、聴く人を自然と笑顔にするような魅力を持っています。

バンドの特色

チーナの音楽は、ただ明るいだけではありません。独特な視点で捉えられた歌詞やメロディーは、時には切なく、時には幻想的に、聴く人の心に深く響きます。その音楽性は「和製アーケードファイア」と評されることもあり、国内外で高い評価を受けています。

2015年からは、総勢15人編成の「チーナフィルハーモニックオーケストラ」としての活動も開始し、その音楽表現の幅をさらに広げています。バンドとしての活動と並行して、オーケストラ編成でのライブも積極的に行っており、より多くの人々を魅了しています。

来歴

2007年： ボーカルの椎名杏子を中心に結成。
2009年： ミニアルバム『Shupoon!!』をリリースし、インディーズデビュー。
2011年： 赤い公園、NATSUMEN等とカナダツアーを敢行。カナダのメディアから「和製アーケードファイア」と称賛される。
2012年： フルアルバム『GRANVILLE』をリリース。収録曲『アンドロイド』が映画『まだ、人間』の主題歌に起用される。
2013年： mouse on the keys、きのこ帝国等とカナダツアーを行い、チケットはソールドアウトとなる。
2014年： 会場限定シングル『それでそれから』をリリース。新ドラマーHAPPYが加入。セカンドミニアルバム『DOCCI』をリリース。
2015年： 「チーナフィルハーモニックオーケストラ」としての活動を開始。
2016年： セカンドフルアルバム『PULL』をリリース。チーナフィルハーモニックオーケストラのアルバム『PUSH』と同時発売。

バンド名の由来

バンド名の「チーナ」は、結成当初、椎名杏子がライブ出演の際に、自身の名前である「椎名」をチーム名として略したことに由来します。椎名は、このシンプルでクールなネーミングに感動したと言います。

メンバー

現メンバー

椎名杏子： ボーカル・ピアノ、作詞・作曲担当
柴由佳子： ヴァイオリン・コーラス担当。神聖かまってちゃんのサポートメンバーとしても活動。
林絵里： コントラバス・コーラス担当、リーダー
リーダー： ギター・マイクロコルグ・コーラス担当（本名：西依翔太）
HAPPY： ドラム担当（本名：湯原裕人）

旧メンバー

唐澤真人： ドラム・パーカッション担当（2008年12月まで在籍）
松本一哉： ドラム担当（2011年1月まで在籍）

サポートメンバー

菊池直人： ドラム担当（蝉時雨の元メンバー）
小宮山純平： ドラム担当（MAGICAL CHAIN CLUB BANDのメンバー、cutman-boocheの元メンバー）
田中佑司： ドラム担当（bonobosのメンバー、くるりの元メンバー）

チーナは、常に新しい音楽の可能性を追求し、進化を続けているバンドです。今後の活躍にも目が離せません。

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