ティティパン・プアンチャンとは？意味をやさしく解説

ティティパン・プアンチャン

ティティパン・プアンチャン（タイ語: ฐิติพันธ์ พ่วงจันทร์）は、1993年 9月1日生まれのタイ王国・スパンブリー県出身のプロサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダー（ボランチ）で、現在はタイ・リーグ1のバンコク・ユナイテッドFCに所属しています。彼の名前は日本で「ティッチパン・プアンジャン」としても知られています。

クラブキャリア

ティティパンは、ムアントン・ユナイテッドFCのアカデミーを経て、2011年にトップチームに昇格しました。彼は最初のシーズンをスパンブリーFCに期限付き移籍し、試合経験を積みました。この期間中に彼は確かな成長を見せ、2012年にはムアントンがタイ・プレミアリーグ優勝を果たす一因となりました。

その後、2016年にスパンブリーFCからチェンライ・ユナイテッドFCへ移籍しましたが、2018年にはバンコク・グラスFC（現：BGパトゥム・ユナイテッドFC）に移籍しました。しかし、バンコク・グラスFCでのシーズンは苦しいものであり、チームはタイ・リーグ2に降格してしまいました。この影響でティティパンの移籍は注目され、2019年には大分トリニータへの期限付き移籍が決定しました。

大分での彼の活躍は際立っており、2019年2月23日の鹿島アントラーズ戦でJリーグ初出場を果たし、素晴らしいプレーを披露しました。特に試合後、同僚たちから高い評価を受け、チーム戦術に対する理解も非常に早いと絶賛されました。5月のヴィッセル神戸戦では来日初ゴールを挙げ、順調なスタートを切りましたが、後に出場機会が減少し、リーグ戦での出場は20試合に留まりました。

2020年にはBGパトゥム・ユナイテッドに戻り、主力選手として活躍。2020-21シーズンには再びタイ・リーグ1優勝に貢献しました。2021年8月には契約満了を迎え、Jリーグ復帰を希望すると報じられました。その後、バンコク・ユナイテッドFCに1シーズンの期限付き移籍で加入が発表されました。

タイ代表キャリア

ティティパンは、2011年にU-19タイ代表に選出され、その後もU-23代表、A代表として各年代で活躍してきました。特に2019年に開催されたAFCアジアカップでは、予選リーグから決勝トーナメントにかけて全試合にフル出場し、グループAの最終節では重要な同点ゴールを決め、チームを決勝トーナメント進出へと導きました。