ティム・フェデロビッチ

ティモシー・ジョゼフ・フェデロビッチ：球歴と指導者としての新たな舞台

ティモシー・ジョゼフ・フェデロビッチ（Timothy Joseph "FedEx" Federowicz、1987年8月5日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州エリー出身の元プロ野球選手。

捕手として、ボストン・レッドソックス傘下からメジャーリーグの舞台へ。
その後、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、シカゴ・カブス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ヒューストン・アストロズ、シンシナティ・レッズ、テキサス・レンジャーズと数々の球団を渡り歩き、その経験豊富なプレーでチームに貢献しました。

2021年には東京オリンピックのアメリカ合衆国代表として銀メダルを獲得。惜しくも出場機会はありませんでしたが、チームを献身的に支えました。

プロ入りとMLBでの活躍

2008年、MLBドラフト7巡目（全体232位）でボストン・レッドソックスに入団し、プロとしてのキャリアをスタート。

2011年7月には、三角トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、同年9月6日にメジャー初昇格。9月11日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを果たしました。

2013年には自己最多の56試合に出場し、打率.231、4本塁打、16打点を記録。

その後も、様々な球団でプレーし、2016年にはシカゴ・カブスで17試合、2017年にはサンフランシスコ・ジャイアンツで13試合に出場しました。

2018年にはヒューストン・アストロズ、シンシナティ・レッズでプレー。2019年にはテキサス・レンジャーズで活躍しました。

2021年には、再びドジャースとマイナー契約を結びましたが、同年9月5日に自由契約となりました。

オリンピックでの経験

2021年、東京オリンピックのアメリカ大陸予選のアメリカ合衆国代表メンバーに選出され、本選の代表メンバーにも選ばれました。

引退後、指導者へ

2021年12月8日に現役引退を発表し、翌2022年からはシアトル・マリナーズ傘下のAAA級タコマ・レイニアーズの監督に就任。
2023年にはデトロイト・タイガースの捕手コーチを務め、2024年はタイガース傘下AAA級トレド・マッドヘンズの監督を務めました。
同年限りで退団し、2025年よりボルチモア・オリオールズ傘下AAA級ノーフォーク・タイズの監督を務めることが決定しています。

選手としての経験を活かし、指導者として新たな道を歩み始めています。

詳細情報

ポジション：捕手
出身地：アメリカ合衆国ペンシルベニア州エリー
ドラフト：2008年7巡目（全体232位）ボストン・レッドソックスから指名

代表歴

2020年東京オリンピックの野球競技・アメリカ合衆国代表

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