ティンクル☆くるせいだーす

ティンクル☆くるせいだーす (TWINKLE CRUSADERS)

『ティンクル☆くるせいだーす』は、2008年にLillianからリリースされたアダルトゲームで、当初は2007年冬の発売が予定されていましたが、数回の延期を経て遂に登場しました。略称は「クルくる」であり、2009年には萌えゲーアワードの大賞部門で銅賞を受賞しました。さらに2010年、PSP版『ティンクル☆くるせいだーすGoGo!』のリリースも計画されましたが、CEROのレーティングに関連する問題から延期され、無事に発売されました。

ゲーム内容

本作は「どきどきわくわく生徒会バトルADV」として、アドベンチャーパートとバトルパートが交互に展開されます。バトルは、特殊なターン制で進み、プレイヤーは攻撃や魔法の発動を選択しつつ戦うことになります。属性には炎、水、雷、光、闇が設定されており、属性間には相性が存在します。

バトルルール

プレイヤーはバトル中に行動順を決め、敵または味方のHPが0になるまで戦います。バトルの難易度は、easy、normal、hardから選択可能で、プレイヤーはいつでも難易度を変更できます。属性間の有利不利を考慮して戦うことが求められ、スタンゲージやEXゲージを駆使して特技を発動させることが可能です。またランブルやユニゾンアタックなど、特別な攻撃も用意されています。

ストーリー背景

主人公の咲良シンは貧しいながらも努力家で、流星学園の生徒会長に立候補します。その目的は学食を無料にすることという奇妙な思い込みからでした。しかし、生徒会長には魔族を討伐する使命も託されていたのです。そして、親から告げられた驚愕の事実、それは自分が魔王の血を引く次期魔王であるということでした。シンは流星クルセイダースのリーダーとして、学園生活と魔族との戦いに挑むことになります。

キャラクターもとても魅力的

シンをはじめとするキャラクターたちは、個々に魅力があり、多彩な属性や特技を持っています。ナナカ、ロロット、聖沙など、各キャラクターのバックストーリーや特性がバトルや進行に大きく関わるため、プレイヤーは彼らとの物語を楽しみながら成長を見守ることができます。また、ヒロインたちの誕生日には特別なイベントも用意されています。

おまけ要素と追加コンテンツ

クリアしたバトルをフリーバトルモードで楽しめるほか、イベントでトロフィーを集められる要素があり、プレイのモチベーションアップにもなっています。また、続編や外伝もリリースされており、ファンの期待に応えています。2012年には続編『ティンクル☆くるせいだーす -Passion Star Stream-』が登場し、さらに2023年にはブラウザゲーム『ティンクルスターナイツ』がリリースされました。

結論

『ティンクル☆くるせいだーす』はアダルトゲームとして、その魅力的なキャラクターとバトルシステム、多岐にわたるストーリーが評価される一作です。流星町を舞台にした学園生活を楽しみつつ、魔族との戦いを描くこの作品は、多くのプレイヤーに愛され続けています。

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