テクノ・バイブルとは？意味をやさしく解説

テクノ・バイブル

『テクノ・バイブル』は、1992年 8月21日に発売されたイエロー・マジック・オーケストラ（YMO）のCDボックスセットです。このコレクションは、彼らの音楽の全盛期を網羅する内容となっており、5枚のディスクと、豊富な情報が詰まったブックレットがセットになっています。限定で作られた10,000セットは、多くのファンにとって貴重なアイテムとなっています。

収録内容

ディスク構成

- Disc 1: 初期のオリジナル音源

このディスクでは、YMOの初期の音楽が紹介されています。代表曲としては「Rydeen」や「Behind the Mask」、さらには「Technopolis」など、彼らの魅力が凝縮されています。これらの楽曲は、アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』や『増殖』等から抜粋されています。

- Disc 2: 中期のオリジナル音源

中期の情熱的な音楽性を反映した曲が収められています。「Jiseiki-Hirake Kokoro」や「Cue」、また「Music Plans」など、多彩な楽曲が楽しめます。

- Disc 3: 後期のオリジナル音源

YMOの後期作品を特徴づける曲が収録されています。「Wild Ambitions」や「Kimi Ni Mune Kyun」など、独自の進化を遂げた彼らの音楽が味わえます。

- Disc 4: ライヴ音源

ライヴパフォーマンスのエネルギーをそのまま体感できるディスクです。「Propaganda」や「Firecracker」など、観客との一体感を楽しむことができます。

- Disc 5: リミックス音源、レア音源

このディスクにはリミックスや未発表トラックが収められ、リスナーに新たな驚きを与えます。この中には「Tong Poo The Orb Remix」など、オリジナルとは異なる新たな解釈を楽しむことができます。

ブックレットの内容

ブックレットには、細野晴臣によるロングインタビュー「YMOの時代、時代のYMO」が収載されています。このインタビューでは、YMOの音楽がどのように社会に影響を与えてきたのか、そして彼ら自身がその時代にどのように位置付けられていたかについての考察がなされています。また、歌詞の対訳、年表（1978〜1984年）やディスコグラフィ、ライブデータなども含まれており、YMOのファンにとっては宝の山のような情報が詰まっています。

まとめ

『テクノ・バイブル』は、YMOの全ての側面を網羅した圧倒的なコレクションです。初心者から熱心なファンまで、誰でも楽しめる内容となっており、音楽を通じて彼らの歴史や影響を再確認できる一品となっています。このボックスセットは、音楽愛好者にとって、ぜひ手に入れるべきアイテムと言えるでしょう。

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