テシス 次に私が殺される

『テシス 次に私が殺される』（原題：Tesis）は、1995年にアレハンドロ・アメナーバル監督が手がけたスペインのスリラー映画です。アメナーバル監督のデビュー作であり、公開当時、スペイン国内で記録的な大ヒットとなりました。また、スペインの映画賞であるゴヤ賞では、最優秀作品賞を含む7部門を受賞し、高い評価を得ています。

日本では、『殺人論文 次に私が殺される』というタイトルでビデオが発売された後、劇場公開されました。その後、DVDが発売された際には、原題に忠実な『テシス』というシンプルなタイトルに変更されています。

ストーリー

物語は1995年11月、マドリードのコンプルテンセ大学を舞台に展開されます。主人公は、映像における暴力をテーマに卒業論文を執筆している学生のアンヘラ。研究のため、暴力的な映像を探していた彼女は、指導教授であるフィゲロアの紹介で、残酷ビデオマニアのチェマと出会います。しかし、なかなか目当ての映像は見つかりません。

そんな中、フィゲロア教授が大学のビデオ図書館から借りてきたビデオを鑑賞中に心臓発作で急死してしまいます。アンヘラは、その場からこっそりとビデオを持ち去り、チェマと共に内容を確認することに。すると、そこには若い女性が惨殺され、バラバラにされる衝撃的な映像が記録されていました。チェマは、その映像に映っていた女性が、数年前に失踪した大学の同級生であると断言します。二人は、映像に映っていたカメラの機種を特定し、協力して犯人を突き止めようと奔走します。

キャスト

アンヘラ - アナ・トレント（岡本麻弥）
チェマ - フェレ・マルティネス（大塚芳忠）
ボスコ - エドゥアルド・ノリエガ（平田広明）
カストロ - ザビエル・エロリアーガ（千田光男）
フィゲロア教授 - ミゲル・ピカソ（藤本譲）
ヨランダ - ロザ・カンピージョ
セナ - ニエベス・エランス

外部リンク

次に私が殺される - allcinema
Tesis - IMDb（英語）
テシス 次に私が殺される - オールムービー（英語）

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