テピア

TEPIAについて

TEPIA（テピア）は、東京都港区北青山に位置する機械および情報産業を中心とした先端技術の展示施設です。この複合施設は、管理・運営を一般[[財団法人]]高度技術社会推進協会が担っており、愛称は「先端技術館@TEPIA」として親しまれています。

施設の概要

テピアの所在地は、秩父宮ラグビー場と明治神宮野球場（神宮球場）に囲まれており、以前は1952年に開業した日本初の民営ボウリング場「東京ボウリングセンター」が存在した場所です。駐車場の近くには「近代ボウリング発祥の地」と記された記念碑も設置されています。

テピアは1989年に経済産業省の外郭団体である財団法人機械産業記念事業財団によって開業され、設計は槇文彦氏によるものです。施設内には1階と2階に展示スペースがあり、主に機械産業や情報産業に関するハイテクノロジーの展示が行われています。開館当初から毎年異なるテーマで展示内容は更新されてきましたが、2008年4月11日からは「先端技術館＠TEPIA」という常設展示にリニューアルされました。

展示とイベント

テピアは、地下1階には各会議室、3階にはエグジビションホール、4階にはTEPIAホールを設けています。これらの施設はテピア自身のイベントに使用されるほか、賃貸も行われています。また、地下2階には東急スポーツクラブ「オアシス」が併設されており、スポーツやフィットネス活動を楽しむことができます。

地域の再開発プロジェクト

2022年5月19日には、三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事の4社によって「神宮外苑まちづくり」プロジェクトが立ち上げられました。このプロジェクトでは、2036年までの近隣の再開発計画が示されており、テピア周辺エリアのさらなる発展が期待されています。

おわりに

TEPIAは単なる展示施設にとどまらず、近未来の技術や情報を享受できる場として、また地域の再開発の重要な要素としても注目を浴びています。訪れる人々にとっては、技術の進化を体験し学ぶ貴重な機会となっています。

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