ディエゴ・デンメ

ディエゴ・デンメ：中盤を支えるドイツの司令塔

ディエゴ・デンメ（Diego Demme）は、1991年11月21日生まれ、ドイツ・ノルトライン＝ヴェストファーレン州ヘルフォルト出身のプロサッカー選手です。現在はヘルタ・ベルリンに所属し、主にミッドフィールダー（MF）としてプレーしています。正確なパスと戦術眼を武器に、中盤の要としてチームを支える存在です。

クラブでのキャリア

デンメは、アルミニア・ビーレフェルトの下部組織で才能を磨き、2010年12月4日のSpVggグロイター・フュルト戦でプロデビューを果たしました。しかし、2010-11シーズン終了後、ビーレフェルトとの契約延長を巡り、クラブと法廷で争うことになります。その後、2011年12月12日にSCパーダーボルン07へ移籍し、新たなスタートを切りました。

2014年1月8日には、RBライプツィヒと2018年までの契約を締結。2016年8月28日のTSG1899ホッフェンハイム戦で、念願のブンデスリーガデビューを飾りました。ライプツィヒでは、着実に成長を遂げ、チームの中心選手としての地位を確立しました。

2020年1月11日、デンメはイタリアの強豪SSCナポリへ移籍。ナポリでは、持ち前のテクニックと戦術理解度を発揮し、チームの勝利に貢献しました。2019-20シーズンにはコッパ・イタリア、2022-23シーズンにはセリエAで優勝を経験するなど、数々のタイトルを獲得しました。

代表でのキャリア

デンメは、ドイツ代表としても活躍しています。2017年5月には、ロシアで開催されたFIFAコンフェデレーションズカップ2017のドイツ代表メンバーに選出。同年6月10日には、2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のサンマリノ戦で、78分から途中出場し、ドイツ代表デビューを果たしました。しかし、コンフェデレーションズカップ本大会では、腰痛のため出場機会を得られませんでした。

人物像

デンメの父親は、イタリア・カラブリア州出身です。彼の名前「ディエゴ」は、伝説的なサッカー選手ディエゴ・マラドーナに由来すると言われています。このことからも、幼い頃からサッカーに親しみ、才能を開花させてきたことが伺えます。

タイトル

ナポリ
コッパ・イタリア：2019-20
セリエA：2022-23


ディエゴ・デンメは、その卓越した技術と戦術眼で、これからもサッカー界に貢献していくことでしょう。今後の活躍に期待が高まります。

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