ディエゴ・ライネス

ディエゴ・ライネス

ディエゴ・ライネス・レイバ（Diego Lainez Leyva）は、2000年6月9日にメキシコのビヤエルモサで生まれたプロサッカー選手です。ミッドフィールダーとしてプレーし、現在はメキシコのUANLティグレスに所属しています。また、メキシコ代表としても国際舞台で活躍しています。

クラブキャリア

ライネスは、メキシコの強豪クラブ・アメリカのユースチームでそのキャリアをスタートさせました。2012年から同クラブのアカデミーで育成され、才能を開花させます。そして、2017年3月1日、サントス・ラグナ戦でトップチームの一員としてプロとしての第一歩を踏み出しました。

メキシコでの活躍が認められ、2019年1月10日にはスペインのレアル・ベティスへと移籍しました。2024年までの長期契約を結んでの欧州挑戦でした。加入初年度は、即座にレギュラーの座を確保するには至らなかったものの、途中出場から持ち味である巧みなドリブルを活かし、攻撃に変化をもたらすなど、まずまずの適応を見せました。

レアル・ベティスでは、2021-22シーズンにはマヌエル・ペレグリーニ監督が採用した積極的な選手ローテーションの中で、ラ・リーガで21試合に出場するなど出場機会を得ました。しかし、続くシーズンでは状況が一変し、出場機会が大幅に減少してしまいました。

より多くの出場機会を求めて、2022年7月29日にはポルトガル1部のSCブラガへ2022-23シーズン終了までのレンタル移籍が発表されました。しかし、ここでも期待したほどの出場機会を得られず、わずか半年でレンタル契約を早期に解除することになりました。

欧州での挑戦が一旦区切りを迎え、2023年1月30日には再び母国メキシコへ戻ることを選択します。UANLティグレスへレンタル移籍での加入が決定し、この契約には1年後にレアル・ベティスへ復帰するという取り決めが含まれていました。

代表キャリア

国際舞台においては、メキシコ代表として各年代で活躍しています。2018年9月7日に行われたアメリカ合衆国代表との国際親善試合で、弱冠18歳にしてメキシコA代表デビューを飾りました。

また、U-23メキシコ代表の一員として、2021年夏に開催された2020年東京オリンピックのサッカー競技に参加しました。この大会では、チームの中心選手の一人として、メキシコ代表の銅メダル獲得に大きく貢献しました。

獲得タイトル

クラブキャリアにおいて、ライネスは複数のタイトルを獲得しています。

クラブ・アメリカ
プリメーラ・ディビシオン：アペルトゥーラ2018
レアル・ベティス
コパ・デル・レイ：2021-22
UANLティグレス
プリメーラ・ディビシオン：クラウスーラ2023

若くして欧州へ渡り、国内外のトップレベルで経験を積むライネスは、今後もメキシコサッカー界を牽引する存在として注目されています。

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