ディヴァイン・ヘレシー (Divine Heresy)
ディヴァイン・ヘレシーは、
インダストリアル・メタルバンド
フィア・ファクトリーのギタリスト、ディーノ・カザレスが
2002年に設立したヘヴィメタルバンドです。彼は新たな道を模索する中で、強力なメタルサウンドを21世紀に届けるためにこのバンドを立ち上げました。
結成の経緯
ディーノは
フィア・ファクトリーを脱退後、ボーカリストやその他のメンバーを探し始めました。最初の仲間となったのは、
ドラマーのティム・ヤングでした。彼はライヴセッションでの経験が豊富であり、またキック・ドラムの叩き方を競うコンテストでも一位に輝いた実力者です。この2人は早速デモ・トラックを録音し、ボーカルを探すことになります。
ボーカルのオーディションで、ディーノは当時は無名だったトミー・ヴェクストの才能に触れ、彼を完璧なフィットだと感じました。3人編成となったディヴァイン・ヘレシーは、
2006年9月にロサンゼルスの名門クラブWHISKEY A GO GOでデビューライヴを行います。
その後、さまざまな
ベーシストを試したものの、固定メンバーが決まらない状態で、
2007年初頭からデビューアルバムの制作を開始しました。ディーノ自身が
ギターとベースを演奏し、アルバム『BLEED THE FIFTH!』を完成させ、
2007年8月にリリースします。アメリカでは
センチュリー・メディア・レコードから、北米以外ではロードランナー・レコードからの発売でした。
ツアーとメンバー交代
アルバムリリース後、ディーノは元ナイルの
ベーシスト、ジョー・ペインを正式メンバーとして迎え入れ、オール・ザット・リメインズやSTATIC-X、
アーチ・エネミーと共に全米ツアーを行いました。しかし、
2008年4月、トミー・ヴェクストがステージ上でのトラブルにより脱退。バンドは新たなボーカリストとしてザ・ビリーヴドのトラヴィス・ニールを迎え入れ、ツアーを再開します。
2009年7月22日には、2ndアルバム『Bringer Of Plagues』を発表し、さらに活動を広げていきます。しかし、2011年1月28日にジョー・ペインが自身のプロジェクトに専念するためにバンドを脱退することとなります。
現在のメンバーとディスコグラフィー
- - ディーノ・カザレス (Dino Cazares) – ギター
- - ティム・ヤング (Tim Yeung) – ドラム
- - トラヴィス・ニール (Travis Neal) – ボーカル
過去のメンバー
- - トミー・ヴェクスト (Tommy Cummings) – ボーカル
- - ジョー・ペイン (Joe Payne) – ベース
リリース作品
- - Bleed the Fifth (2007)
- - Bringer of Plagues (2009)
ディヴァイン・ヘレシーは、力強いメタルサウンドとエネルギッシュなパフォーマンスで、ヘヴィメタルシーンにおいて独自の地位を築いています。彼らの音楽は、ファンやメタル愛好家から高く評価され続けています。詳細は、
myspaceの公式ページをチェックしてください。