ディーエムシー デビルメイクライ

DmC Devil May Cry (ディーエムシー デビルメイクライ)

カプコンが2013年に発売したアクションゲーム。デビルメイクライシリーズのリブート作品であり、従来のシリーズとは異なるパラレルワールドを舞台に、新たなダンテの物語が展開されます。

概要

本作は、シリーズの根幹を揺るがす大胆なリブートとして、主人公ダンテの設定や世界観が一新されました。従来の銀髪から黒髪になったダンテは、天使と悪魔のハーフ「ネフィリム」として、自身の過去と向き合いながら悪魔に立ち向かいます。

現実世界と魔界が入り混じる「リンボ」と呼ばれる異空間を舞台に、ダンテは「エンジェルモード」と「デーモンモード」を切り替えながら戦います。それぞれのモードで異なる武器や能力を駆使し、スタイリッシュなアクションを繰り広げることが可能です。

また、オンラインランキング機能も搭載されており、世界中のプレイヤーとスコアを競い合うことができます。

登場人物

メインキャラクター

ダンテ:
本作の主人公。天使エヴァと悪魔スパーダの間に生まれたネフィリム。過去の記憶を失い、悪魔に虐げられた少年時代を送ったため、悪魔と権力を憎んでいます。粗暴な性格で、スパーダの形見である魔剣「リベリオン」を操ります。

バージル:
ダンテの双子の兄。ダンテとは対照的に裕福な環境で育ち、冷静沈着な性格。悪魔に対抗する組織「ジ・オーダー」を率い、人類を支配しようと企んでいます。スパーダの形見である日本刀「閻魔刀」を武器とします。

キャット:
ダンテの前に現れた謎の少女。バージルに救われ、「ジ・オーダー」に参加。魔術を使い、リンボに干渉する能力を持っています。バージルに特別な感情を抱き、人類のために戦います。

キーキャラクター

スパーダ:
ダンテとバージルの父親である悪魔。エヴァとの間に子を儲け、ムンドゥスの裏切りによって封印されました。

エヴァ:
ダンテとバージルの母親である天使。スパーダとの間に子を儲けましたが、ムンドゥスに殺害されました。

フィニアス:
ボブ・バーバスに囚われていた予言者にして発明家、科学者である悪魔。ダンテに助けられ、ラプターニュースネットワークタワーへ導きます。

ボス

ハンター:
ダンテ抹殺のためにムンドゥスが放った刺客。
サキュバス:
体液で人間を操る老婆の悪魔。「ビリリティ」を製造しています。
ボブ・バーバス:
ラプター・ニュース・ネットワークの名物ニュースキャスター。その正体は悪魔で、情報操作によって社会を操っています。
リリス:
ムンドゥスの愛人。セレブ御用達のクラブを経営しています。
キリングフェイス:
リリスとムンドゥスの子供。
ムンドゥス:
魔界を統べる悪魔の王。人間社会を裏から支配し、ダンテとバージルを抹殺しようとします。
亡霊バージル:
DLC「バージル ダウンフォール」に登場。死後の世界に囚われたバージルの魂。

ゲームシステム

本作では、ダンテは悪魔の力「デーモンパワー」と天使の力「エンジェルパワー」を使い分けながら戦います。

デーモンモード:
強力な一撃を放つことができるモード。デーモンプルで敵を引き寄せたり、大地を引き剥がすことができます。
エンジェルモード:
広範囲の敵を攻撃できるモード。エンジェルリフトで敵の元へ移動したり、エンジェルブーストで空中を滑空することができます。
デビルトリガー:
ダンテの中に眠る力を解放する能力。周囲の敵を空中に固定し、自由に攻撃することができます。
* ドッペルゲンガー:
バージルのデビルトリガー。自分の影を分身として操り、共に戦います。

武器

ダンテは、剣、大斧、大鎌、格闘武器、手裏剣など、様々な近接武器を使いこなします。また、2丁拳銃、ショットガン、ダーツリボルバーなど、遠距離武器も豊富に揃っています。

バージルは、日本刀「閻魔刀」と幻影剣を操ります。

まとめ

『DmC Devil May Cry』は、シリーズの新たな幕開けを飾るリブート作品として、賛否両論を呼びましたが、スタイリッシュなアクションや深化したゲームシステムは高く評価されています。新たなダンテの物語を体験したい方におすすめです。

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