デイヴィッド・ブルックス

デイヴィッド・ブルックス：才能と不屈の精神で輝くMF

デイヴィッド・ロバート・ブルックス（David Robert Brooks）は、1997年7月8日生まれ、イングランド・チェシャー州ウォリントン出身のプロサッカー選手です。現在はプレミアリーグのAFCボーンマスに所属し、ウェールズ代表としても活躍しています。ポジションはMF。

若手時代とプロデビュー

7歳の時にマンチェスター・シティFCのアカデミーに入団し、10年間在籍。2014年にシェフィールド・ユナイテッドFCのアカデミーに移籍しました。2015年8月には、カンファレンス・ナショナル（実質5部）のFCハリファクス・タウンへローン移籍し、プロデビューを果たしました。

シェフィールド・ユナイテッドでの活躍

2017-18シーズンにシェフィールド・ユナイテッドのトップチームに昇格すると、すぐに先発に定着し、主力選手として活躍。その活躍ぶりにリヴァプールFCが興味を示すほどでした。2017年10月には、クラブと2022年までの契約に合意。同年10月27日のリーズ・ユナイテッドFC戦でプロ初ゴールを記録しました。

AFCボーンマスへの移籍とプレミアリーグでの挑戦

2018年7月1日、AFCボーンマスと4年契約を締結し、プレミアリーグに挑戦することになりました。2018-19シーズンの開幕戦、カーディフ・シティFC戦でトップリーグデビューを飾り、加入初年度からプレミアリーグ30試合に出場、7得点を挙げる活躍を見せました。この活躍により、2018-19シーズンのPFA年間若手最優秀選手にノミネートされるなど、高い評価を受けました。

困難を乗り越えて

2021年10月、ステージ2のホジキンリンパ腫と診断されたことが発表され、そのシーズンはピッチに戻ることができませんでした。しかし、2022年8月には、ガンを克服したことを自身とチームが発表し、多くのファンに感動を与えました。

ウェールズ代表としての活躍

ブルックスは、2017年にU-20イングランド代表としてトゥーロン国際大会に出場し、チームを優勝に導き、自身もMVPを獲得しました。しかし、母親がウェールズ出身だったことから、ウェールズ国籍を行使し、ウェールズ代表でプレーすることを決意。2017年8月にウェールズ代表入りを表明し、U-21代表に招集されました。同年9月には、2018 FIFAワールドカップ出場をかけたヨーロッパ予選グループDにフル代表として招集され、10月のジョージア戦、アイルランド戦にベンチ入りしました。しかし、チームはグループリーグ3位に終わり、本大会出場はなりませんでした。

デイヴィッド・ブルックスは、その才能と不屈の精神で、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。

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