デクスター・ローレンス

デクスター・ローレンス2世

デクスター・ローレンス2世（Dexter Lawrence II, 1997年11月12日 - ）は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ウェイクフォレスト出身のプロアメリカンフットボール選手。
NFLのニューヨーク・ジャイアンツに所属しており、ポジションはディフェンシブタックルです。

経歴

カレッジ

クレムソン大学に進学後、1年目の2016年シーズンに55タックル、5.5サックを記録しました。
この記録は同大学の新人最多サック記録を更新するものであり、ACCの守備部門最優秀新人賞を受賞しました。
チームはこのシーズン、CFPナショナルチャンピオンシップで優勝を果たしています。

3年目の2018年シーズンは、レギュラーシーズン終了後に禁止薬物の使用が発覚し、出場停止処分を受け、プレーオフの試合に出場できませんでした。
しかし、チームは2年ぶりとなるCFPナショナルチャンピオンシップ優勝を果たしています。
このシーズン終了後、2019年のNFLドラフトへアーリーエントリーしました。

ニューヨーク・ジャイアンツ

ドラフト前に行われたコンバインの40ヤード走で左足を痛めました。
迎えたドラフトでは全体17位でニューヨーク・ジャイアンツから指名を受け、その後ルーキー契約を締結しました。
ジャイアンツは直前にクリーブランド・ブラウンズとのトレードでこの指名権を獲得していました。

2019年シーズン、第3週のタンパベイ・バッカニアーズ戦でジェイミス・ウィンストンからキャリア初となるサックを記録しました。

2022年シーズン開幕前にジャイアンツから5年目の契約オプションを行使されました。
このシーズンは自己最多となる7.5サックを記録し、自身初となるプロボウル、オールプロセカンドチームに選出されました。

2023年5月4日、ジャイアンツと6,000万ドルが保証された4年9,000万ドルの契約延長に合意しました。

2024年シーズンは開幕から7試合の時点で自己最高を更新する9サックを記録していました。
しかし、第13週のダラス・カウボーイズ戦で左肘を負傷し、終盤5試合を欠場しました。
3年連続となるプロボウルに選出されています。

プレースタイル

高い身体能力とパワーを活かしたプレーが特徴です。
ディフェンシブタックルとして、相手オフェンスラインを突破し、プレッシャーを与え、ランを止めることが期待されています。

その他

家族を大切にしており、オフシーズンには家族と過ごす時間を多く持っているようです。
また、チャリティー活動にも積極的に参加しており、地域社会への貢献も行っています。

もう一度検索