デビッド・キャンディラス

デビッド・キャンディラス：国際舞台で活躍するオーストラリア出身のプロ野球選手

デビッド・キャンディラス（David Kandilas、1990年9月14日生まれ）は、オーストラリア・シドニー出身のプロ野球選手（外野手）です。そのキャリアは、MLB傘下から独立リーグ、そしてドイツへと、国際色豊かな道を歩んでいます。

プロ入りとロッキーズ傘下時代

キャンディラスはコロラド・ロッキーズと契約し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。

2009年: ルーキーリーグのキャスパー・ゴーストで29試合に出場し、打率.205、5盗塁を記録。
2010年: 同じくキャスパーで28試合に出場し、打率.262、2本塁打をマーク。オフには、オーストラリアン・ベースボールリーグ（ABL）のシドニー・ブルーソックスでプレーし、打率.274を記録しました。
2011年: キャスパーで61試合に出場し、打率.327、6本塁打、15盗塁と大きく成長。ブルーソックスでもプレーしました。
2012年: A級のアッシュビル・ツーリスツで83試合に出場し、打率.266、4本塁打、19盗塁を記録。ブルーソックスでも引き続き活躍しました。
2013年: ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のオーストラリア代表に選出。A+級のモデスト・ナッツで96試合に出場し、打率.265、4本塁打、24盗塁を記録しました。
2014年: A+級のモデスト、AA級のタルサ・ドリラーズ、AAA級のコロラドスプリングス・スカイソックスと、様々なレベルでプレー。シーズンオフにはブルーソックスで活躍しました。この年限りでロッキーズを退団しました。

新潟アルビレックスBC時代

2015年、キャンディラスは日本の独立リーグ、新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに加入しました。チームでは背番号27を背負いプレーしましたが、同年限りで退団しました。

WBC代表復帰と愛媛マンダリンパイレーツ時代

2016年、キャンディラスはWBC予選のオーストラリア代表に選出され、本戦出場に貢献。また、ハーレムベースボールウィークにもオーストラリア代表として参加しました。オフシーズンにはキャンベラ・キャバルリーでプレーしました。

2017年のWBC本戦にもオーストラリア代表として出場しました。

2018年、四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツに入団（登録名は「カンディラス」）。29試合に出場し、打率.277、3本塁打を記録しましたが、同年9月1日付で退団しました。愛媛での背番号は10でした。

愛媛退団後

2019年には、プレミア12のオーストラリア代表に選出。また、ドイツ・野球ブンデスリーガのマンハイム・トルネードスと契約し、海外でのプレーを続けました。

代表歴

2013 ワールド・ベースボール・クラシック・オーストラリア代表
2016 ハーレムベースボールウィーク オーストラリア代表
2017 ワールド・ベースボール・クラシック・オーストラリア代表
2019 WBSCプレミア12オーストラリア代表

外部リンク

David Kandilas stats ABL.com （英語）
選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference (Register)
David Kandilas stats MiLB.com （英語）
David Kandilas (@DavidKandilas) - X（旧Twitter）

デビッド・キャンディラスは、その国際的な経験と多様な才能で、これからも野球界に貢献していくことが期待されます。

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