デビッド・ハーウッド

デビッド・ハーウッド: プロレスリング界の強豪

デビッド・ハーウッド（David Michael Harwood）は、1984年6月30日にアメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれたプロレスラーです。彼はAEW（All Elite Wrestling）に所属し、リングネームをダックス・ハーウッド（Dax Harwood）として知られています。プロレスのキャリアはインディー団体からスタートし、その後WWE（World Wrestling Entertainment）を経て、現在はAEWで活躍しています。

来歴

インディー団体でのキャリア

ハーウッドは2004年8月、カリフォルニア州のインディー団体であるWCEWでKCマクナイト（KC McKnight）としてプロレスラーとしてのデビューを果たしました。2006年からはAWA加盟団体のCWFミッドアトランティックに参加し、2011年には日本のプロレス団体ZERO1にも参戦。この間、彼はCWアンダーソンの弟子として知られました。

2012年に入ると、NWA加盟のRPWに参加し、シングルマッチでの成功を収めます。特に、デイビー・リチャーズとの試合では勝利を収め、注目を浴びました。

WWEでの年月

2012年11月、ハーウッドはWWEと契約し、NXTでスコット・ドーソン（Scott Dawson）としてトレーニングを開始しました。彼はNXTのタッグチーム「サウザナーズ」として成功を収める一方、タッグメンバーのディランが解雇された後はシングルレスラーへと転向。やがてルセフとのタッグチームの形成に至ります。

2014年にはザ・メカニックス（The Mechanics）を結成し、タッグ王座に挑戦し続けました。2015年には、NXTタッグ王座を獲得し、その後も防衛戦を重ねて成功を収めました。特にエンツォ・アモーレやコリン・キャサディとの抗争では、その能力を証明しました。

AEWでの活動

2020年4月、ハーウッドはWWEを離れ、AEWに参加します。AEWではキャッシュ・ウィーラーとタッグを組み、再び注目を浴びる存在に。彼はダックス・ハーウッドとして新たなキャリアを築き、AEW世界タッグ王座を2度獲得するなど、勢力を拡大しています。

得意技

デビッド・ハーウッドは、プロレスにおいてさまざまな得意技を駆使しています。特に変形フィッシャーマンズ・DDTやスパインバスター、リバース・フィギュアフォー・レッグロックなどがあります。タッグチームでの技では、ダッシュ・ワイルダーとのコンビネーション技が多く、彼らのタッグワークは高く評価されています。

タイトル歴

ハーウッドのキャリアには、WWEロウタッグ王座やNXTタッグ王座、AEW世界タッグ王座など、多くのタイトルが含まれています。彼の強さと技術は、数々の名試合を生み出し、ファンからの支持を受け続けています。

デビッド・ハーウッドは、プロレスの世界でその名を刻み続ける重要な選手であり、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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