デビッド・フィンレー

デビッド・フィンレーについて

デビッド・スティーブン・フィンレー三世（David Stephen Finlay III）は、1993年5月16日に北アイルランドで誕生したプロレスラーです。彼はドイツのハノーファーからの出身であり、新日本プロレスに所属しており、リングネームは「デビッド・フィンレー」で知られています。デビッドはアメリカのメジャー団体で活躍した父、デイブ・フィンレーの息子であり、プロレス一家に生まれたその血筋は、彼のキャリアに大きな影響を与えています。彼の弟であるブロガン・フィンレーもプロレスラーとして活動しています。

来歴

デビッドは2012年12月22日にハノーファーのインディー団体EWPでプロレスラーデビューを果たしました。デビュー戦では残念ながら敗退しましたが、同日には父とタッグを組んで勝利を収めるなど、初めての試合を記憶に残る結果で終えました。その後、プロレスシーンで活躍する機会を得るため、一時活動を休止しましたが、2014年に復帰。ジョージア州のUIWでは、他の選手との対戦を通じ実績を積むことになりました。

2014年の10月、デビッドはドイツのPOW団体に参戦し、王座を獲得。その後も2015年には新日本プロレスに入団が発表され、同団体でも活動を続けています。デビッドは新日本プロレスのBEST OF THE SUPER Jr. XXIIにも出場するなど、プロレス界での存在感を高めていきました。

新日本プロレスでの活躍

新日本プロレスでのデビッドのキャリアは、数々の選手との対戦と共に成長を続けました。2016年、彼はBEST OF THE SUPER Jr.のリザーバーとして出場し、印象的な勝利を収めました。また、NEVER無差別級6人タッグ王座を獲得するなど、次々とタイトルを手にしました。特に、小島聡やリコシェと共にチームを組んだことで、タッグ戦でも結果を残しています。

2017年には東京ドーム大会での試合に出場するなど、さらなるステージでも戦う姿が見られました。2019年には左肩を負傷し、しばらくの間欠場しましたが、その後もIWGP USヘビー級選手権試合などに出場しました。2020年の東京ドーム大会では、タッグ王座を獲得し、その後も活躍を余すことなく見せました。

BULLET CLUBの一員として

2023年、デビッドはBULLET CLUBに加入し、自身のリング上での存在感をさらに強調しました。特にこの年は、タマ・トンガとのNEVER無差別級王座戦での勝利が印象的で、ベルトを奪取した際には多くの称賛を受けました。彼のスタイルは、これまでの経験を活かしたアグレッシブなものとなっています。

結論

デビッド・フィンレーは、家庭背景や自身の経験を武器に、プロレス界で確かな地位を築く若手選手として注目されています。彼の今後の試合、成長から目が離せません。プロレスの魅力を増すひとりとして、ファンの期待に応え続けることでしょう。

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