デルソーレ

株式会社デルソーレ

株式会社デルソーレは、食品事業と外食事業を柱とする日本の企業です。旧社名はジェーシー・コムサで、2020年に現在の社名に変更されました。本社は東京都江東区にあります。

事業概要

食品事業

デルソーレは、ピザ、ナン、トルティーヤなどの製造・販売を主力としています。特に「デルソーレ」ブランドは、森三中の村上知子が応援団長を務めたことでも知られています。近年では、リトアニアのMantinga社から冷凍パンを輸入し、販売するなど、グローバルな展開も視野に入れています。

外食事業

外食事業では、鶏肉料理を中心とした多様なブランドを展開しています。

一番どり: 串焼きチェーンとして、東京都、神奈川県、大阪府に出店しています。
郷どり 燦鶏: こちらも串焼きチェーンで、東京都と神奈川県で展開しています。
をどり: 炭火焼鳥チェーンとして、東京都と神奈川県に出店しています。
京鳥: デパ地下を中心に展開する持ち帰り専門店です。
おめで鯛焼き本舗: バラエティ豊かな鯛焼きを提供する店舗で、高速道路のサービスエリアでも人気を集めています。
上海エクスプレス: 中華料理の宅配サービスを提供しています。

この他にも、「牛傳」という焼肉チェーン、フランチャイズの「ポポラマーマ」、洋食宅配の「ニューヨーク・ニューヨーク」、弁当宅配の「菱膳」、仕出し弁当宅配の「松花堂円山」などを展開しています。

沿革

デルソーレの歴史は、1964年に比嘉悦雄が冷凍ピザの輸入販売を開始したジェーアンドシーカンパニーの設立に遡ります。その後、自社工場でのピザ生産を開始し、全国展開をスタートさせました。1981年にはジェーシー・フーズに社名変更、1985年にはドミノ・ピザジャパンへの食材供給を開始しました。

外食事業においては、1980年に日本ケンタッキー・フライド・チキン向けにスモークチキンを製造するインターナショナル・プロセス・フーズを設立。1988年には、日本ケンタッキー・フライド・チキンから「京鳥」ブランドの営業を譲り受けました。

2003年にジェーシー・フーズネットとコムサネットが合併し、ジェーシー・コムサが誕生。2020年に現在のデルソーレに社名変更しました。

主な拠点

本社・東日本支社・東京支店: 東京都江東区有明
多摩工場: 東京都稲城市
名古屋支店: 愛知県名古屋市
西日本支社・大阪支店: 大阪府大阪市
九州支店/九州工場: 福岡県古賀市
相模原工場: 神奈川県相模原市
千葉工場: 千葉県成田市
茨木工場: 大阪府茨木市

デルソーレは、食品と外食の両面から、日本の食文化に貢献している企業と言えるでしょう。

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