デーリー東北

デーリー東北

デーリー東北は、青森県南部地域と岩手県北部を主な対象とした地方新聞です。発行するデーリー東北新聞社は1945年に創立し、初めは月10回発行の旬刊からスタートしました。日刊に切り替わったのは1946年のことで、それ以来、地域に密着した情報を提供し続けています。

設立と沿革

当紙の創立は昭和20年12月15日で、最初はタブロイド版で、たった4ページの紙面でした。創刊当初の購読料は2円50銭で、月に10回発行されていましたが、その後すぐに日刊に移行し、発行形态を確立しました。1971年には社名をデーリー東北新聞社に改称し、今日に至ります。現時点での発行部数は91,381部で、八戸市では約75%の普及率があります。

競合と販売エリア

デーリー東北は、青森県全域を対象にする東奥日報とは競合関係にあり、それぞれ独自の地域ニュースを提供しています。ここで取り扱う岩手県に関するニュースは、地域に関係する事柄に限定されています。

紙面の構成

総合

デーリー東北の紙面は、国内外の政治や経済ニュースを中心に、青森県のさまざまな話題を取り上げています。また、八戸市の地域ニュースも非常に豊富です。

文化、趣味、スポーツ情報

さらに、地域の文化やスポーツ、趣味などの情報も掲載されています。特に地域ごとに分けられた話題では、「上十三むつ下北」「三八」「岩手県北」といったブロックで詳細に紹介されます。

社会と連載

社会面では、一般市民からの投稿やコラム、天気予報、おでかけ情報なども席を占めています。

マスコットキャラクター

デーリー東北の公式キャラクターは「デリオン」というライオンで、2018年に初登場しました。デリオンは記者としても活動しているという設定で、多くの読者に親しまれています。

支社と局

同紙は、青森市、東京都、仙台市、大阪市に支社を持ち、十和田市、三沢市、むつ市には総局を設置しています。また、いくつかの町や市に支局を持つことで、広範な地域に取材を行い、信頼性の高い情報を提供しています。

テレビ・ラジオ面

朝刊の最終面には、地域のテレビやラジオの番組表が掲載され、多様なメディアを通じて読者に情報を提供しています。NHKを始めとする地元放送局の番組も詳細に紹介し、地域住民の日常生活に密着した内容が魅力となっています。

誤植問題

過去には、2010年にサッカーチームの監督に関する誤植が問題となり、大きな話題になったこともあります。しかし、それ以後も情報の信頼性を担保するために努力を続けています。

デーリー東北賞

地域の文化やスポーツに対する貢献を称える「デーリー東北賞」は、1971年から行われており、身体を持つ人々への贈呈を通じて地域の発展に寄与しています。

まとめ

デーリー東北は、地域のニュースを多面的にカバーし、読者に深い洞察と情報を提供する新聞です。地元の人々にとって、日々の生活や文化活動に欠かせない情報源となっています。

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