トケス

トケス（Toques）

トケスは、スペイン北西部、ガリシア州のア・コルーニャ県に位置する自治体です。コマルカ・ダ・テーラ・デ・メリーデに属しています。

地理

トケスはア・コルーニャ県の南東部に位置し、周辺をソブラード、フリオル、パラス・デ・レイ、メリーデといった自治体に囲まれています。アルスーア司法管轄区に属しています。

人口

2011年のガリシア統計局のデータによると、トケスの人口は1,343人です。2003年以降、人口は減少傾向にあります。住民は90の地区（集落）に分かれて居住しています。

政治

現在の首長はガリシア国民党（PPdeG）のホルヘ・フランシスコ・カルボ・ペストニト氏です。2011年の自治体選挙では、ガリシア国民党が4議席、XCPTが3議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が2議席を獲得しました。

史跡

トケスには、ケルト時代のカストロ遺跡やドルメンなどの巨石遺跡が数多く残されています。

カストロ・ダ・グラーニャ（Castro da Graña）: 自治体庁舎から1.5kmの場所に位置するカストロ遺跡で、1990年代にサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学とポーランドのウチ大学の調査団によって発掘されました。現在では見学が可能です。
フォルノ・ドス・モウロス（Forno dos Mouros）のドルメン: ムルショーサ集落の近くにあるドルメンで、2010年に整備され、アクセスしやすくなりました。地元ではMámoaと呼ばれています。
* サン・アントリン・デ・トケス教会（Igrexa de Santo Antolín de Toques）: ア・カペーラ教区にあるロマネスク様式の教会で、12世紀に建てられました。トカ川のほとりの深い森の中に位置しています。

また、自治体内には初期のサンティアゴ巡礼路が通っており、メリーデでフランスの道に合流します。

経済

トケスの主要な経済活動は、乳牛・肉牛飼育を中心とした牧畜業と林業です。

言語

ガリシア語が広く使用されており、自治体人口の97.20%がガリシア語を話します（2011年）。住民呼称は男女同形でtoquenseです。

教区

トケスは以下の10の教区に分かれています。

1. ア・カペーラ (サン・アントリン)
2. カストロ (サンタ・マリーア)
3. セルセルダ (サン・マルティン)
4. エンベルエス (サン・パイオ)
5. フォルカダ (サン・ジョアン)
6. レイド (サン・サルバドール)
7. サン・マルティン・デ・リオ (サン・マルティン)
8. サン・ショアン・デ・リオ (サン・ショアン)
9. ソウト (サンタ・マリーア)
10. トケス (サン・エウシェビオ)

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