ア・カペーラ

ア・カペーラ（A Capela）

ア・カペーラは、スペイン、ガリシア州ア・コルーニャ県に位置する自治体であり、コマルカ・ド・エウメに属しています。2012年の人口は1,376人と報告されています。住民はcapelán/-láと呼ばれ、カスティーリャ語ではCapelaと表記されます。

地理

ア・カペーラはア・コルーニャ県の北部に位置し、以下の自治体と隣接しています。

北：サン・サドゥルニーニョ
東：アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス
南：モンフェーロ
西：カバーナス、フェネ

自治体の中心地区はア・カペーラ教区のアス・ネベス地区です。ア・カペーラはフェロル司法管轄区に属しています。

人口

ガリシア語話者の割合が高く、2001年の調査では自治体人口の98.05%を占めています。

歴史

中世から旧体制にかけて、この地域はサン・ショアン・デ・カーベイロ修道院の所領でした。19世紀初頭にポンテデウメ司法管轄区に属する自治体カーベイロが創設され、1835年には9つの教区からなるア・カペーラ自治体が創設されました。

1836年9月、カバーナス自治体がラ・コルーニャ県に対し、カバラール教区を領内に含めるよう請願しました。1842年には県が自治体数を減らすことを検討し、ア・カペーラは16教区で構成されることになりました。これには現在の教区の他に、ビラベージャ教区（現在のアス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス）、シジョブレ教区とマガロフェス教区（現在のフェネ）、レゴエーラ教区、サンタ・クルス・ド・サルト教区とソアセーラ教区（現在のカバーナス）が含まれていました。

1925年7月、カバーナス自治体内のサン・ボウロ・デ・カーベイロ教区がア・カペーラに移管されました。1982年7月、州政府シュンタ・デ・ガリシアはベルムイ教区、エスピニャレード教区、サンペドロ・デ・エウメ教区、リバデウメ教区、ア・ファエイラ教区、ゴエンテ教区、オ・フレイショ教区を分離し、アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス自治体に移管しました。

政治

現在の自治体首長はガリシア社会党（PSdeG-PSOE）のマヌエル・メイソーソ・ロペス氏です。2011年5月22日の自治体選挙結果では、ガリシア社会党が4議席、ガリシア国民党（PPdeG）が2議席、AIACが2議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が1議席を獲得しました。

史跡・名所

サン・ショアン・デ・カーベイロ修道院（Mosteiro de San Xoán de Caaveiro）: カーベイロ教区にある中世の修道院。934年に創設され、1800年に閉鎖されました。現在修復工事中で、エウメ河畔に広がるエウメ自然公園内に位置しています。
エウメ自然公園（Fragas do Eume）: エウメ川河畔に広がる自然公園。面積は9,126haで、ア・カペーラ、カバーナス、モンフェーロ、ポンテデウメ、アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスの5つの自治体にまたがっています。1997年7月30日に州政府によって自然公園に指定されました。

教区

ア・カペーラは以下の3つの教区に分かれています。

カーベイロ（サン・ボウロ）
カバラール（サンタ・マリーア）
ア・カペーラ（サンティアーゴ）

外部リンク

ア・カペーラ公式サイト

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