トマシュ・ケンジオラについて
トマシュ・ケンジオラ(Tomasz Kędziora)は、
1994年6月11日に
ポーランドのスレフフで生まれた
プロサッカー選手です。彼は現在、ギリシャのPAOKに所属しており、ディフェンダーとして活躍しています。
クラブ経歴
トマシュは2010-11シーズン前に
ポーランドの名門クラブ、
レフ・ポズナンと契約を結びました。最初はジュニアチームでプレーし、その才能を評価されて2011-12シーズンの秋にはトップチームに昇格。
2012年7月12日には、
UEFAヨーロッパリーグのFCジェティス戦でトップチームデビューを果たしました。この試合は彼にとって非常に重要な出来事であり、プロ選手としてのキャリアのスタートを切ることとなりました。
その後、2014年5月5日にはザヴィシャ・ブィドゴシュチュとの試合でプロ初ゴールを決めるなど、チームに貢献。成長を続けた彼は、2014年11月に契約を2018年6月まで延長しました。
レフ・ポズナンでは、
エクストラクラサの2014–15シーズンを制し、
ポーランド・スーパーカップでも2015年と2016年に優勝を果たしました。
ディナモ・キエフ
その後、キャリアの次のステップとして、2017年7月11日にウクライナの
FCディナモ・キーウとの4年契約を結びました。ウクライナリーグでのプレーを通じて、ディフェンダーとしての技術をさらに磨くことができました。2020–21シーズンには
ウクライナ・プレミアリーグを制覇し、2019–20および2020–21シーズンには
ウクライナ・カップを獲得。また、
ウクライナ・スーパーカップでも2018年、2019年、2020年と、3年連続で優勝を果たすなど、名実ともに評価される選手となりました。
代表歴
トマシュは2015年6月に
ポーランド代表として初召集され、その後、2017年11月13日にメキシコ代表とのフレンドリーマッチで代表デビューを果たしました。彼のプレーは国内外で高く評価されており、2018年5月にはFIFAワールドカップの暫定登録メンバーに選ばれましたが、残念ながら最終登録メンバーには選出されることはありませんでした。
総括
トマシュ・ケンジオラは、
ポーランド国内リーグや国際舞台での出演を通じて、自身の存在感を確立している選手です。今後の活躍にも期待が寄せられています。