トム・デロング

トム・デロング・ジュニア (Thomas Matthew Delonge Jr.)

トム・デロング・ジュニアは、1975年12月13日にアメリカ合衆国カリフォルニア州パウェイで生まれた、音楽家、音楽プロデューサー、ソングライター、そしてファッションデザイナーという多彩な才能を持つ人物です。身長192cm。

人物

トム・デロングは、人気パンクバンド「ブリンク182」のギタリスト兼ボーカリストとして世界的に知られています。高校時代には体育の授業中に飲酒で捕まるというエピソードも。また、宇宙やUFO、歴史に対する並外れた興味を持つことでも知られています。

1992年、マーク・ホッパス、スコット・レイナーと共にブリンク182を結成。バンドではギターとボーカルを担当し、高音域の歌声を担当しています。2003年にはSUMMER SONIC|SUMMER_SONICで来日。ブリンク182での成功を機に、マークと共にクルージングブランドATTICUS、シューズブランドMACBETHを設立するなど、ビジネスの才能も発揮しました。

ブリンク182の活動と並行して、2001年にはサイドプロジェクトとしてボックス・カー・レーサーを結成。しかし、2005年にはブリンク182は活動休止。トム自身の意向が発端とされていますが、公式な発表はありません。

ブリンク182の活動休止と同じ2005年には、The Offspringのドラマー、アトム・ウィラードらとエンジェルズ&エアウェーヴスを結成。2008年にはパンク・スプリングで来日、同年ワープド・ツアーではヘッドライナーを務めました。

ブリンク182自体は、マークら残ったメンバーを中心に2009年から活動を再開。2015年にはトムも復帰しますが、2018年に再び脱退し、ソロ活動を開始。2022年には、ブリンク182結成30周年を記念し、新譜と共に二度目の復帰を果たしました。

楽器においては、フェンダーからシグネチャーモデルのストラトキャスターが発売されていましたが、後にギブソン社のES-335を使用するようになったため、発売が中止。その後、ギブソンとエピフォンからシグネチャーモデルが発売されています。

エクソポリティクス

エンジェルズ&エアウェーヴスでは、宇宙に関連した楽曲や映像を制作。トム自身も地球外生命体の存在を信じており、近年はUFOとの遭遇体験を語る活動を積極的に行っています。

UFO関連の著書『Sekret Machines Book 1: Chasing Shadows』を出版。『Science.Mic』のインタビューでは、「UFO研究が、俺がいま人生でやりたいことなんだ」と語っています。

トムは、ライトパターソン空軍基地内研究所の責任者であったウィリアム・マッカスランド少将の協力を得て、ロズウェル事件の暴露プロジェクトを進めているとされています。

ディスコグラフィー

ブリンク182名義

Flyswatter (デモ) (1992)
Demo #2 (デモ) (1993)
Buddha (デモ) (1993)
Cheshire Cat (1994)
They Came to Conquer... Uranus (EP) (1995)
Dude Ranch (1997)
Enema of the State (1999)
The Mark, Tom, and Travis Show (The Enema Strikes Back!) (2000)
Take Off Your Pants and Jacket (2001)
Blink-182 (2003)
Greatest Hits (2005)
Neighborhoods (2011)
Dogs eating dogs(2012)

エンジェルズ・アンド・エアウェーブズ名義

We Don't Need to Whisper (2006)
I-Empire (2007)
Love (2010)
Love: Part 2 (2011)

ボックス・カー・レーサー名義

Box Car Racer (2002)

外部リンク

トム・デロング (@tomdelonge) - X（旧Twitter）
公式Facebook

脚注

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