トヨクモ

トヨクモ株式会社について

トヨクモ株式会社は、スマートフォンやタブレット端末向けのクラウドサービスを開発・提供するSaaS企業です。2019年にサイボウズスタートアップス株式会社から社名を変更しました。同社は、グローバル市場でのサービス提供を目指してサイボウズから分社化しましたが、東日本大震災を機に国内クラウド事業に注力する戦略へと転換しました。

歴史

2010年8月、グローバル市場への展開を目指し、サイボウズから分社化しました。しかし、2011年の東日本大震災の影響を受け、国内クラウド事業に専念することになりました。2014年にはMBO（経営陣買収）を実施し、サイボウズから独立を果たしました。2019年には、サイボウズスタートアップスから現在のトヨクモ株式会社へと社名を変更しました。

東日本大震災以降、安否確認サービスやサイボウズ社のkintoneと連携するサービスを軸に事業を展開し、サブスクリプション型のビジネスモデルで着実に売上を伸ばしました。その結果、2020年には東証マザーズへの上場を達成しました。また、2024年1月の能登半島地震発生時には、被災地の企業向けに安否確認サービスを無償提供するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

製品・サービス

トヨクモは、多様なクラウドサービスを提供しています。主な製品・サービスは以下の通りです。

安否確認サービス: 地震速報と連動した安否確認システムです。従業員の安否状況を迅速に把握し、災害時の対応を支援します。
フォームクリエイター: Webフォームを簡単に作成できるツールです。専門知識がなくても、直感的な操作で高品質なフォームを作成できます。
プリントクリエイター: サイボウズのkintoneと連携した帳票出力サービスです。kintoneのデータを活用し、効率的な帳票作成を支援します。
kViewer: サイボウズ kintoneの情報を外部に公開するためのサービスです。顧客や関係者への情報共有をスムーズに行えます。
kBackup: サイボウズ kintoneのデータを外部に保存するサービスです。データ消失のリスクを低減し、事業継続性を高めます。
面接支援サービス: 人材採用活動を支援する面接支援サービスです。採用プロセスの効率化と質の向上に貢献します。

リリース履歴

これまでに、数多くのサービスをリリースしています。以下はその一部です。

2011年12月 - 安否確認サービス
2012年2月 - 営業報告サービス
2012年3月 - ToDous
2012年7月 - フォームクリエイター
2012年9月 - 面接支援サービス
2013年1月 - BYODサービス
2013年5月 - 専用端末化サービス
2013年12月 - Cloudum
2014年4月 - プリントクリエイター
2014年6月 - デジタルサイネージサービス
2014年9月 - kViewer
2014年11月 - kBackup
2016年3月 - タイムスタンプ for kintone
2017年4月 - 安否確認サービス2
2017年7月 - フォームブリッジ
2018年1月 - kMailer
2020年3月 - サイボウズkintone連携サービス「データコレクト」

関連企業

トヨクモは、以下の企業と関連があります。

サイボウズ株式会社
サイボウズ・ラボ株式会社
Cybozu Vietnam Co., Ltd.（サイボウズベトナム）

外部リンク

トヨクモ株式会社
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トヨクモ (toyokumo) - Facebook
トヨクモ - YouTubeチャンネル

トヨクモ株式会社は、クラウドサービスを通じて企業の課題解決に貢献する企業として、今後も成長が期待されます。

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