トレイ・ヤング

トレイ・ヤング：アトランタ・ホークスの若き牽引者

レイフォード・トレイ・ヤング（Rayford Trae Young）は、1998年9月19日生まれ、テキサス州ラボック出身のプロバスケットボール選手。NBAのアトランタ・ホークスに所属し、ポイントガードとしてチームを牽引しています。

高校・大学時代

オクラホマ州のノーマンノース高校では、2年生から頭角を現し、3年生時には平均42.6得点という驚異的な記録を残しました。ESPNの高校生PGランキングで2位にランクインするなど、早くからその才能を発揮していました。

オクラホマ大学に進学後も、その勢いは止まりませんでした。シーズン平均27.4得点、8.7アシストを記録し、得点王とアシスト王を同時受賞。NCAAトーナメントでは初戦敗退となりましたが、個人としては輝かしい成績を残し、NBAドラフトにアーリーエントリーしました。

NBAキャリア

2018年のNBAドラフトでダラス・マーベリックスから1巡目全体5位で指名された後、ルカ・ドンチッチとのトレードでアトランタ・ホークスへ移籍。ルーキーシーズンからその才能を発揮し、2019年3月1日のシカゴ・ブルズ戦で自身初の40得点以上となる49得点を記録。NBAオールルーキーファーストチームに選出されました。

2019-20シーズンには、自身初の50得点を記録し、NBAオールスターにも選出されるなど、スター選手としての地位を確立。プレーオフではカンファレンスファイナル進出に大きく貢献するなど、チームを牽引する存在として成長を続けています。

2024-25シーズンでは、開幕から好調を維持し、シーズン最初の2試合で30得点・5リバウンド・10アシストを達成。NBA史上2人目の記録となりました。また、12月6日のロサンゼルス・レイカーズ戦では、1試合で30得点・20アシスト・5本の3ポイントシュートを記録したNBA史上初の選手となりました。

プレースタイル

切れ味のいいドライブと正確なドリブル、そして針の穴を通す様なパスが持ち味。スティーブ・ナッシュやステフィン・カリーと比較されることもあります。大学時代から得点能力が高く、爆発力のある選手として知られていますが、安定性が課題とされています。また、守備面での改善も期待されています。

エピソード

2020年7月28日、ザムストとのスポンサー契約が発表されました。

トレイ・ヤングは、その類まれな才能でNBAの未来を担う若きスターです。今後の更なる活躍に期待が高まります。

もう一度検索