トレイ・ライルズ

トレイ・ライルズ

トレイ・アンソニー・ライルズ（Trey Anthony Lyles, 1995年11月5日 - ）は、カナダのサスカチュワン州サスカトゥーン出身のプロバスケットボール選手。
NBAのサクラメント・キングスに所属し、ポジションはパワーフォワード、またはセンターを担う。

経歴

生い立ち

ライルズは、カナダのサスカチュワン州サスカトゥーンで生まれた。高校時代から国内有数のプレーヤーとして注目を集め、ケンタッキー大学、インディアナ大学、ルイスビル大学などから勧誘を受けた。

カレッジ

ケンタッキー大学に進学し、2014年から1シーズンプレー。その後、2015年のNBAドラフトにアーリーエントリーを決意。

NBA

ユタ・ジャズ (2015–2017)

2015年のNBAドラフトで、1巡目12位でユタ・ジャズから指名を受け、7月にはルーキースケール契約を締結。
ルーキーシーズン最初の2ヶ月は、1試合平均3.0得点、3.6リバウンドという記録だったが、2016年1月には出場時間が増加。1月4日のヒューストン・ロケッツ戦で初の二桁得点となる13得点を記録し、1月9日のマイアミ・ヒート戦ではキャリアハイとなる10リバウンドを記録。1月14日のサクラメント・キングス戦ではシーズンハイの19得点をマーク。
また、地元カナダのトロントで開催されたNBAオールスターゲーム前夜祭のライジング・スターズ・チャレンジに、チームメイトのロドニー・フッド、ラウル・ネトと共に世界選抜チームの一員として出場を果たした。4月10日のデンバー・ナゲッツ戦では、キャリアハイとなる22得点を記録した。

デンバー・ナゲッツ (2017–2019)

2017年のNBAドラフト開催日、ドノバン・ミッチェルらの指名権が絡むトレードで、デンバー・ナゲッツへ移籍。
2017年12月2日のロサンゼルス・レイカーズ戦でシーズンハイとなる18得点を記録。12月10日のインディアナ・ペイサーズ戦でキャリアハイとなる25得点を記録し、2018年1月5日のユタ・ジャズ戦で26得点を記録し、キャリアハイを更新した。

サンアントニオ・スパーズ (2019-2021)

2019年7月12日、サンアントニオ・スパーズと契約。
2020年2月6日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で、シーズン最高の23得点、10リバウンド、2スティールを記録し、125-117で勝利に貢献。2月29日のオーランド・マジック戦では、20得点、9リバウンド、2アシスト、4スティール、1ブロックを記録し、114-113で勝利。3月2日のインディアナ・ペイサーズ戦でも20得点を記録したが、チームは116-111で敗北。7月15日、虫垂切除術を受け、2020-21シーズン残りの試合を欠場した。

[デトロイト・ピストンズ]

2021年8月6日、デトロイト・ピストンズと契約。

[サクラメント・キングス]

2022年2月10日、4チーム間のトレードでサクラメント・キングスへ移籍。

代表歴

7歳の時に家族と共にインディアナ州に移住。高校時代には、カナダ代表、アメリカ代表の両方に選出された。国際大会ではカナダジュニア代表としてプレーし、2013年の夏季大会では、タイラー・エニスらと共に6位入賞を果たした。

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