トレモロ (Plastic Treeの曲)

Plastic Treeのメジャー4thシングル「トレモロ」は、1999年3月10日にワーナーミュージック・ジャパンから発売されました。前作「絶望の丘」から約7ヶ月半ぶりのリリースであり、前作同様にマキシシングルとして発表されました。

収録曲

1. トレモロ
作詞・作曲：Ryutaro、編曲：Plastic Tree・山口一久
Plastic Treeの代表曲の一つ。PVも制作され、PV集「二次元ヲルゴール」に収録されています。テレビ朝日系「Mew」の1999年3月度オープニングテーマとして使用されました。

2. パノラマ
作詞：Ryutaro、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree・山口一久
透明感のあるサウンドが特徴的な楽曲。Plastic Treeの音楽性の幅広さを感じさせます。

3. 祈り
作詞：Ryutaro、作曲：Pete Seeger、編曲：Plastic Tree・山口一久
アメリカのフォーク歌手、ピート・シーガーの楽曲「ターン・ターン・ターン (Turn! Turn! Turn!)」の日本語翻訳版カバー。中京テレビ放送「教児のおめざめワイド」のエンディングテーマとして使用されました。

4. 月世界
作詞：Ryutaro、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree・山口一久
幻想的な雰囲気が漂う楽曲。Plastic Treeの独特な世界観が表現されています。

収録アルバム

オリジナルアルバム『Parade』（#1収録）
ベストアルバム『Single Collection』（#1、#2、#4収録）
ベストアルバム『Best Album 白盤』（#3収録）
ベストアルバム『ALL TIME THE BEST』（#1収録）

「トレモロ」は、Plastic Treeの音楽性を確立した重要なシングルであり、彼らの代表曲の一つとして多くのファンに愛されています。浮遊感のあるサウンドと、Vo.有村竜太朗の繊細な歌声が織りなす独特の世界観は、聴く人の心を深く惹きつけます。カップリング曲にもそれぞれ異なる魅力があり、Plastic Treeの音楽性の多様性を感じることができる作品です。「パノラマ」の透明感のあるサウンド、「祈り」のカバーに挑戦する姿勢、「月世界」の幻想的な雰囲気など、バラエティに富んだ楽曲が収録されており、アルバム全体を通して聴くことで、Plastic Treeの世界観をより深く理解することができます。このシングルは、Plastic Treeの初期の代表作として、彼らの音楽のルーツを知る上で欠かせない作品と言えるでしょう。

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