トーマス・アギェポン

カス・トーマス・アギェポンは、1996年10月10日生まれのガーナ人サッカー選手です。主にフォワード（FW）としてピッチで活躍しています。

クラブキャリア

アギェポンは、ライト・トゥ・ドリーム・アカデミーで才能を磨き、2015年初頭にマンチェスター・シティ EDSに加入しました。その後、同年夏にはオランダ・エールディヴィジのFCトゥウェンテへ期限付き移籍を果たし、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2015年10月4日の試合で、マイケル・オライタンとの交代でピッチに立ち、トップチームデビューを飾りました。同年10月24日の試合では、初めてスターティングメンバーに名を連ね、62分間プレーしました。しかし、3月に肩を負傷し手術を余儀なくされたため、シーズン残りの期間を棒に振ることとなりました。

2016年7月10日には、同じくオランダのエールステ・ディヴィジ（2部）に所属するNACブレダへ期限付き移籍。8月12日の試合で移籍後初出場を果たし、12月2日の試合で待望の移籍後初得点を記録しました。

2018年8月には、スコティッシュ・プレミアシップのハイバーニアンFCへの期限付き移籍が決定し、労働許可も取得しましたが、膝と腿の怪我に悩まされ、シーズンの大半を欠場することとなりました。

2019年8月には、ベルギー・ジュピラー・プロ・リーグのワースラント＝ベフェレンへ期限付き移籍。

2020年10月には、ベルギー・プロキシマス・リーグ（2部）に所属し、マンチェスター・シティFCと同じシティ・フットボール・グループ傘下のロンメルSKへ、同じガーナ出身のアミヌ・モハメドと共に期限付き移籍しました。

代表キャリア

アギェポンは、ガーナ代表としてもプレーしており、2017年6月11日に行われたアフリカネイションズカップ2019予選・グループFのエチオピア代表戦で代表デビューを飾りました。同年には、2018 FIFAワールドカップ・アフリカ3次予選にも出場するなど、合計5試合に出場しました。2018-19シーズンは怪我に苦しみましたが、アフリカネイションズカップ2019のメンバーに選出され、開幕戦に出場。しかし、その開幕戦で36分に負傷交代し、同大会では以降の出場機会を得られませんでした。

アギェポンは、各国のリーグや代表での経験を通じて、着実に成長を遂げている選手と言えるでしょう。

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