ドゥシュコ・トシッチ(Duško Tošić)は、
1985年1月19日生まれの
セルビア出身の元プロ
サッカー選手です。主にディフェンダーとして、特に左サイドバックのポジションで活躍しました。その献身的なプレースタイルと経験豊富なプレーで、所属クラブと
セルビア代表の両方で重要な役割を果たしました。
クラブキャリア
トシッチは、2002年に
OFKベオグラードでプロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、FCソショー(フランス)、
ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)といったヨーロッパのクラブを渡り歩き、経験を積みました。2010年には
ポーツマスFC(イングランド)に加入し、
クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(イングランド)へローン移籍も経験しました。
その後、
レッドスター・ベオグラード(
セルビア)への帰還、
レアル・ベティス(スペイン)へのローン移籍を経て、ゲンチレルビルリイSK(トルコ)で安定した出場機会を得ます。2015年には、トルコの強豪
ベシクタシュJKに加入し、中心選手として活躍しました。
キャリアの終盤には、中国の広州富力足球倶楽部、トルコのカスムパシャSKにも在籍し、2021年に現役を引退しました。
トシッチは、
2006年に
セルビア代表デビューを果たし、長年にわたり代表チームの一員として活躍しました。
2018 FIFAワールドカップでは、
セルビア代表のメンバーに選出され、2試合に出場しました。
セルビア代表としては、通算25試合に出場し、1得点を記録しています。
A代表初出場: 2006年11月15日 - ノルウェー代表戦
出場大会:
2018 FIFAワールドカップ
*
国際Aマッチ: 25試合 1得点(
2006年-2018年)
プレースタイル
左サイドバックを主戦場とするトシッチは、対人守備の強さと、積極的な攻撃参加が持ち味でした。また、経験豊富な選手として、チームの守備を安定させる役割も担っていました。
私生活
トシッチは、2008年に
セルビアの有名な歌手、イェレナ・カルレウシャと結婚しました。彼女との結婚は、メディアからも大きな注目を集めました。
まとめ
ドゥシュコ・トシッチは、
セルビア代表としてもクラブチームでも、その実力と経験でチームに貢献した偉大な
サッカー選手でした。彼の献身的なプレーは、多くのファンに感動を与え、記憶に残るものとなっています。