ドナドナ (Plastic Treeのアルバム)

Plastic Treeの通算10枚目のオリジナルアルバム『ドナドナ』は、2009年12月23日にユニバーサルJから発売されました。前作『ウツセミ』から約1年3ヶ月ぶりのリリースとなる本作は、初回盤と通常盤の2タイプで展開されました。

初回盤には、2009年6月10日に代々木公園特設ステージで行われたフリーライブの映像を収録したDVDが付属しています。このDVDには、「梟」、「涙腺回路」、「リプレイ」、「ヘイト・レッド、ディップ・イット」、「メランコリック」といった人気曲のライブパフォーマンスが収められています。

一方、通常盤には、ボーナストラックとして「やさしさ倶楽部」が収録されています。この楽曲は、アルバムの9曲目「―――暗転。」の後に、複数の無音トラックを挟んで20トラック目に収録されているというユニークな構成になっています。

アルバムの収録曲は、以下の通りです。

1. 1999
2. 梟 (ドナドナ版)
3. エとセとラ
4. sunset bloody sunset
5. コンセント…---…
6. ガガシ
7. サナトリウム (ドナドナ版)
8. ドナドナ
9. ―――暗転。

通常盤のみ：

10. やさしさ倶楽部

「梟 (ドナドナ版)」は、27枚目のシングルとしてリリースされた楽曲で、中京テレビ・日本テレビ系『カウントダウン・ドキュメント 秒ヨミ!』の2009年6月度エンディングテーマとして使用されました。「コンセント…---…」は、シングルのカップリング曲「コンセント。」のアレンジ版です。「サナトリウム (ドナドナ版)」は、28枚目のシングルで、TBS系『ランク王国』のエンディングテーマとして起用されました。アルバムのタイトル曲でもある「ドナドナ」は、有村竜太朗が作詞・作曲を手掛けています。「―――暗転。」は、インストゥルメンタル曲で、Plastic Treeが作曲・編曲を担当しています。

アルバム全体を通して、Plastic Treeならではの独特な世界観と音楽性が表現されており、ファンにとっては必聴の作品と言えるでしょう。初回盤と通常盤で異なる特典が用意されているため、どちらを選ぶか迷うのもまた楽しみの一つです。

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