ドム・ドワイヤー

ドム・ドワイヤー（Dom Dwyer）は、1990年7月30日生まれ、イングランド・ウェスト・サセックス州クックフィールド出身のプロサッカー選手です。ポジションはフォワード（FW）で、元アメリカ合衆国代表としても活躍しました。

経歴

初期
クックフィールドで生まれたドワイヤーは、ノリッジ・シティFCのアカデミーでサッカーを始めました。その後、ステインズ・タウンFCやキングス・リンFCでプレーしましたが、右足を3度骨折するなど、度重なる負傷に苦しみ、プロへの道は困難であると見られていました。しかし、スカウトの目に留まり渡米。大学に通いながら、大学サッカー部でプレーを続けました。

クラブ
2012年、MLSスーパードラフトでスポルティング・カンザスシティに全体16番目で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。同年5月29日のオーランド・シティSC戦でプロデビューを果たしました。
2017年7月25日、90万ドルの金銭トレードでオーランド・シティSCへ移籍。
2021年5月11日、トロントFCへ移籍しました。

代表歴
2017年3月にアメリカ合衆国の国籍を取得。その直後の6月には、2017 CONCACAFゴールドカップの代表メンバーに選出されました。2017年7月1日のガーナ戦でアメリカ合衆国代表として初出場し、初ゴールを記録。ゴールドカップでは、初戦のパナマ戦でもゴールを挙げ、チームの大会制覇に大きく貢献しました。

人物

2012年にアメリカのグリーンカードを取得し、2015年1月には女子サッカー選手のシドニー・レルーと結婚。2016年9月には長男が誕生しています。2017年3月には、アメリカ合衆国に帰化しました。

タイトル

カンザスシティ
MLSカップ: 2013
USオープンカップ: 2012, 2015
MLSイースタンカンファレンス: 2013
アメリカ合衆国代表
CONCACAFゴールドカップ: 2017
個人
USLプロフェッショナルリーグ得点王: 2013

ドム・ドワイヤーは、怪我による苦難を乗り越え、アメリカでプロサッカー選手として成功を収めた人物です。代表としても重要な役割を果たし、タイトル獲得に貢献するなど、輝かしいキャリアを築いています。

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