ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!

DRAGONBALL オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!

『DRAGONBALL オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』は、2008年に全国の11会場で開催された「ジャンプスーパーアニメツアー08」で上映された特別編アニメです。上映時間は約35分で、同時に他のアニメ作品も上映され、特別なアニメイベントとの一環として位置づけられました。これは公式サイトでも期間限定で無料配信が行われ、多くのファンに楽しんでもらいました。

この作品では、原作者である鳥山明がシナリオの原案とキャラクターデザインを担当しています。物語は魔人ブウとの戦いから約2年後に設定され、ブウの記憶が消されている原作とは異なり、一般の人々がブウの存在を知っている点が特徴的です。これにより、原作やテレビシリーズとの違いも感じることができ、独自の魅力を持つ作品に仕上がっています。

また、この特別編は、2013年に公開された『ドラゴンボールZ 神と神』のDVDやBlu-rayにも特典映像として収録され、ファンにとっては貴重なコンテンツと言えるでしょう。2009年には、『Vジャンプ』でのコミック連載も行われ、さらにその後も関連する商品や映像がリリースされました。

ストーリー

物語の舞台は、魔人ブウとの決戦から約2年後。世界を救った英雄ミスター・サタンの功績を称えるために、新たに完成したホテルで行われる式典パーティーに孫悟空とその仲間たちが招待されます。しかし、ここにベジータの弟ターブルが現れ、フリーザ軍の残党であるアボとカドの襲撃の知らせが届くことになります。仲間たちの絆を深めながら、彼らは再び立ち上がり、新たな闘いに挑むことになります。

登場人物

• - 孫悟空: 主人公で、数々の戦闘を繰り広げてきた地球の戦士。仲間との絆を大切にし、敵と戦い続ける。
• - ターブル: ベジータの実弟で、温和で礼儀正しい性格を持っているが、自身の力不足から困難に直面する。
• - アボとカド: フリーザ軍の残党で、二人組の兄弟。合体して強力な技を繰り出す。

この作品の音楽は、長年にわたって『ドラゴンボール』の音楽を担当してきた菊池俊輔が手がけ、オープニングやエンディング曲もファンに親しまれています。最高の楽曲に乗せて、私たちを再びドラゴンボールの世界に引き込みます。

制作スタッフ

監督には上田芳裕が起用され、原作とシナリオ原案は鳥山明が担当しました。脚本は小山高生が手がけ、アニメーション制作は東映アニメーションが行っています。特に、この作品はデジタル制作された『ドラゴンボール』の初の作品でもあり、音楽、作画、演出の全てにおいて新たな試みがなされています。

最終シーンでは、敵と味方が一つのパーティーを楽しむ姿が描かれ、シリーズファンが喜ぶような心温まる結末が用意されています。『DRAGONBALL オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』は、ただの特別編アニメに留まらず、キャラクターたちの成長や人間関係、そして友情の大切さを再確認させてくれる素晴らしい作品です。

もう一度検索