ナイナイサイズ!

『ナイナイサイズ!』について

『ナイナイサイズ!』は、2000年10月7日から2007年9月29日まで日本テレビ系列で放送されたトークバラエティ番組で、全350回のエピソードが収録されています。この番組の司会は、人気お笑いコンビ「ナインティナイン」によるもので、彼らの独特のトークスタイルが番組の大きな魅力となっていました。

番組の構成

基本的には、毎週スタジオにゲストを迎え、ナイナイとのトークが交わされた後、岡村隆史と矢部浩之がそれぞれ行ったロケ企画の映像が放送されるという形式です。スタジオでは、VTR中にも司会者がワイプで映し出されるため、視聴者は彼らのリアルタイムの反応を楽しむことができました。

トークの流れによっては、VTRを放送せずトークだけが展開される回もあり、特に記憶に残るのはスタジオトークの盛り上がりが理由で急遽VTRがカットされたケースです。ゲストトークのスタイルは多様で、時には岡村と矢部がペアでロケを行うこともありました。

魅力的な企画

岡村と矢部はそれぞれ「岡村班」と「矢部班」に分かれてロケに出かけ、多様なコーナーが展開されました。岡村が街頭で販売する「岡村移動販売企画」や、ゲストとの親交を深める「交換日記」のコーナーなど、観る者を楽しませる個性的な企画が盛り込まれていました。

特に「岡村引越しセンター」や「岡村ファーストキス」といったコーナーでは、岡村の天然なキャラクターが大いに発揮され、視聴者から好評を博しました。また、「矢部ロケ」では、矢部浩之が様々な活動に挑戦する姿が描かれ、彼の魅力が引き立てられました。

サイジングと心理テスト

番組の特徴的な試みとして、2005年から行われた「サイジング」コーナーが挙げられます。ゲストに簡単な質問を投げかけることで、参加者の深層心理を探るこの企画は、視聴者に興味深い内容を提供しました。また、2006年には「サイジングBOOK」としてまとめられた心理テスト集も発売されました。

スポンサーと放送の変遷

初期のスポンサーには、三菱自動車や花王などが名を連ね、彼らの協力のもと特別企画が実施されました。しかし、スポンサーによるさまざまな影響を受け、時折放送内容も変更されることがありました。特に、年末には「ナイナイサイズ!豪華ゲスト未公開SP!」が放送され、特別な企画が視聴者を楽しませました。

スタッフとテクニカルサポート

番組制作にあたったスタッフも多彩で、構成を担当した作家陣やテクニカルサポートの技術者たちが一丸となって番組を支えました。特に、プロデューサーや演出家たちは、ナイナイの魅力を引き出すために多くの工夫を凝らしました。

放送後の再放送

『ナイナイサイズ！』終了後も、CS放送の日テレプラスにて再放送されるなど、今でも多くのファンに親しまれています。週替わりのゲストや多彩な企画に加え、ナイナイの個性が引き立つ内容は、時が経っても色あせることはありません。番組が持つエンターテインメント性は、今後も多くの視聴者に愛されることでしょう。

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