ナイル・マーリー

ナイル・マーリー（Nile Murry、1983年1月26日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはガードを務め、高い得点能力とアシスト、ディフェンスでチームに貢献しました。プロバスケットボール選手のトーレ・マーリーは実弟です。

来歴

テキサスクリスチャン大学を卒業後、2006年に日本のbjリーグに参戦していた富山グラウジーズに入団し、プロキャリアをスタートさせました。富山ではチーム最多となる1370分に出場し、734得点（1試合平均19.32点）を記録するなど、中心選手として活躍。シーズン終了後にチームを退団しました。

その後はプエルトリコのコアモ、ハンガリーのアトメロウムでプレーし、経験を積みました。2008年8月には、大阪エヴェッサと契約を結び、再び日本でプレーすることになりました。2008-09シーズンには、アシストでリーグ2位（5.38本）、スティールでリーグ3位（2.12本）を記録するなど、その能力の高さを証明しました。

2009年7月、大阪エヴェッサとの契約を延長し、引き続きチームの中心選手として活躍。2009-10シーズンにはアシストでリーグ3位（4.77本）を記録するなど、チームの準優勝に大きく貢献しました。

2010年には、ライジング福岡に移籍。新たなチームで更なる活躍を目指しました。

2011年には、新潟アルビレックスBBに移籍。この年、ポイントガードからフォワードまで複数のポジションをこなし、新潟のエースとしてチームを牽引しました。

2012年6月、新潟アルビレックスBBとの契約を延長。ディフェンス能力に優れており、彼のディフェンスでの貢献が、2012-2013シーズンの新潟アルビレックスBBの好成績に繋がりました。

bjリーグ2013-14シーズンには、11月に月間MVPを初受賞。1試合平均32.7分出場し、19得点、4.2アシストを記録するなど、チームの躍進に大きく貢献したことが評価されました。同シーズン終了後にチームを退団しました。

bjリーグ2014-15シーズンは、浜松・東三河フェニックスと契約。チームのbjリーグ制覇に貢献し、プレイオフMVPを受賞しました。

bjリーグ2015-16シーズンは、青森ワッツと契約しました。

ナイル・マーリーは、bjリーグにおいて、得点能力だけでなく、アシストやスティールなど、様々な面で高い能力を発揮し、複数のチームで中心選手として活躍しました。また、その優れたディフェンス能力でチームの勝利に大きく貢献した選手として記憶されています。

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