ナシール・リトル

ナシール・リトル：ポートランド・トレイルブレイザーズの若き才能

ナシール・リトル（Nassir Shamai Little, 2000年2月11日生まれ）は、アメリカ合衆国フロリダ州ペンサコーラ出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはスモールフォワード、またはパワーフォワードとして活躍しています。

高校・大学時代

リトルは高校時代、フロリダ州オーランドにあるオーランド・クリスチャン・プレップでプレイし、2017年と2018年の州選手権連覇に大きく貢献しました。2018年には、マクドナルド・オール・アメリカンゲームで28得点5アシストを記録し、MVPに輝きました。さらに、同年のジョーダン・ブランド・クラシックでも25分間で24得点を挙げ、再びMVPを獲得。高校のオールアメリカンゲームの両方でMVPを獲得したのは、レブロン・ジェームズ以来2人目という快挙でした。

ノースカロライナ大学に進学後、リトルはトップハイスクールプレイヤーの一人として高い期待を背負ってチームに加入しました。2019年1月22日のバージニア工科大学戦では、シーズンハイとなる23得点、6リバウンド、3アシストをマーク。しかし、出場したすべての試合でベンチスタートとなり、36試合の出場で平均出場時間は18.2分にとどまりました。その後、2019年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明しました。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

2019年のNBAドラフトにおいて、リトルは全体1巡目25位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。2021年2月2日のミルウォーキー・バックス戦では、キャリアハイとなる30得点を記録し、さらに6リバウンド2ブロックもマークしました。

3年目の2021-22シーズンには、出場時間が増加し、CJ・マッカラムの離脱も重なって12月以降はスターターに定着。主なスタッツでキャリアハイを更新するなど、目覚ましい成長を見せました。しかし、2022年1月25日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦中に左肩を脱臼し、残念ながら残りのシーズンを全休することとなりました。同年5月9日には、腹部の手術を受けています。2022年10月18日、トレイルブレイザーズと4年2800万ドルという大型の延長契約を結びました。

リトルは、高い身体能力と得点能力を兼ね備えた перспективな選手として、今後の活躍が期待されています。怪我からの完全復活を果たし、トレイルブレイザーズの中心選手としてチームを牽引していくことができるのか、注目が集まります。

個人成績

NBA

レギュラーシーズン

プレーオフ

外部リンク

選手の通算成績と情報 NBA
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