ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム

ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムは、ニューヨーク州ユニオンデールに位置する屋内競技場です。1972年の開業以来、長きにわたり地域住民に愛されてきました。特に、アイスホッケーやアリーナフットボールの試合が頻繁に開催され、スポーツファンにとっては馴染み深い場所となっています。

歴史と概要

こけら落としは1972年で、開業当初からNHL（ナショナルホッケーリーグ）のニューヨーク・アイランダース、AFL（アリーナフットボールリーグ）のニューヨーク・ドラゴンズ、NBA（ナショナルバスケットボールアソシエーション）のニューヨーク・ネッツといったプロスポーツチームの本拠地として使用されていました。また、プロレスファンにはおなじみのWWF（現WWE）のレッスルマニア2も開催されたことがあります。

スポーツイベント以外にも、ロックバンドのコンサート会場として頻繁に利用され、数多くの有名アーティストがパフォーマンスを繰り広げてきました。地元では「ナッソー・コロシアム」または、より親しみを込めて「ザ・コロシアム」という愛称で呼ばれています。

改修とその後

ニューヨーク・アイランダースは、2015-16シーズンから本拠地をブルックリン区のバークレイズ・センターに移転しました。これに伴い、ナッソー・コロシアムは大規模な改修工事を行うことになりました。改修前、最後のイベントは2015年8月4日に開催されたビリー・ジョエルのコンサートでした。

大規模なリニューアルを経て、2018年からは男子プロテニスツアーのATPチャレンジャーツアーであるニューヨーク・オープンが毎年開催されています。また、アイランダースは2021年に完成予定のUBSアリーナが完成するまでの間、バークレイズ・センターとナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムの2つを本拠地として使用することになりました。

長年の歴史を持つナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムは、数々のスポーツイベントやコンサートを通じて、多くの人々に感動と興奮を与えてきました。改修後も、新たなイベントの開催を通じて、地域社会に貢献していくことが期待されています。

公式サイト

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