ナティーノ・ディプラン

ナティーノ・ディプラン

ナティーノ・ディプラン（Nattino Diplan）は、1993年12月30日にドミニカ共和国で生まれたプロ野球選手です。彼は主に投手として活躍し、右投右打のスタイルで知られています。

経歴

ディプランのプロキャリアは、2013年にミルウォーキー・ブルワーズと契約することで始まりました。彼はそこでルーキーリーグ及びマイナーリーグの1Aや2Aでの経験を積み、2019年までの間に成長を続けました。特に、若手選手として一定の評価を受けていました。

2019年12月2日、ディプランは同じくテスト生として活動していたエスタミー・ウレーニャと共に読売ジャイアンツと育成契約を締結し、ついに日本のプロ野球の舞台に立つこととなります。在籍中の2020年には、一軍オープン戦で阪神タイガース相手に先発投手として出場し、5回を投げて3失点というまずまずの成績を残しました。また、同年3月31日には、26歳以上の外国人育成選手の支配下登録期限に合わせて支配下選手として登録されました。この際の背番号は96です。

8月26日には東京ヤクルトスワローズ戦で日本プロ野球初登板を果たしましたが、ここでは山田哲人と村上宗隆に本塁打を打たれ、結果は1回3失点という厳しいものでした。その後、二軍で再調整を行い、11月4日に広島東洋カープ戦に中継ぎとして登板しました。しかし、ここでも1回1/3を投げて4安打2失点と結果を残すことができず、一軍での登板はこの2試合のみ。防御率は19.29と、満足のいく成績とは言えませんでした。オフシーズンの11月11日には戦力外通告を受け、12月2日に自由契約として公示されました。

2021年には、独立リーグであるパイオニアリーグのロッキーマウンテン・バイブスと契約し、プレーを続けます。しかし、7月21日に監督の移籍に伴いモンクローバ・スティーラーズに移籍しました。モンクローバでは4試合に登板するものの、成績は0勝1敗、防御率8.10と振るわず、8月にはロッキーマウンテンに復帰しました。ロッキーマウンテンでは通算10試合に登板し、1勝3敗、防御率7.96という結果に終わりました。

詳細情報

年度別投手成績

ここまでの通算成績や詳細な年度別成績は、日本野球機構やMLBの公式サイトで確認できます。ピッチャーとしての特長や今後の展望も注目される選手です。

記録

• - 初登板・初先発：2020年8月26日、対東京ヤクルトスワローズ12回戦（明治神宮野球場）・1回3失点
• - 初奪三振：同上、1回裏に山崎晃大朗から

背番号

• - 024（2019年12月2日 - 2020年3月30日）
• - 96（2020年3月31日 - 同年終了）

関連項目

• - 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧（ドミニカ共和国）
• - 読売ジャイアンツの選手一覧

ディプランのプロ野球選手としてのキャリアはまだ短いですが、独立リーグでの経験や日本プロ野球での挑戦を経て、今後の活躍が期待されます。

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