ナナメウエ

株式会社ナナメウエ：人々の繋がりを創造するテクノロジー企業

株式会社ナナメウエは、東京都港区に本社を置く、2013年5月設立のベンチャー企業です。登録者数650万人超（2023年1月時点）のSNSアプリ『Yay!』をはじめ、多様なサービスを展開し、人々の繋がりを促進するテクノロジー企業として注目を集めています。タイ・バンコクにも支社を構え、グローバルな視点で事業を展開しています。

多彩なアプリ開発の歴史

ナナメウエは、設立当初からアプリ開発に注力してきました。最初の取り組みは、2013年9月にリリースしたiPhoneアプリ『SlideStory』です。スライドショー作成機能を提供するこのアプリは、iTunesでグローバルに注目を集めました。その後、資金調達を行い、開発体制を強化しました。

しかし、毎日利用されるアプリを目指した結果、2014年12月には、日常生活での動画共有に焦点を当てたショートムービーアプリ『Lily』をリリースしました。これは、後のコミュニティサービスの礎となる重要な一歩でした。

当時、競合アプリが台頭する中、ナナメウエは新たな挑戦として、2015年5月に学生向けSNS『ひま部』をリリースしました。しかしながら、2019年12月31日にサービスを終了しました。これらの経験を通して、ナナメウエは、ユーザーニーズを的確に捉え、サービスを進化させる重要性を学んだと言えるでしょう。

『Yay!』：すべての人に居場所を提供するコミュニティSNS

現在の主力サービスである『Yay!』は、「すべての人に居場所を」というコンセプトのもと、趣味が合う仲間との繋がりを提供する匿名SNSアプリです。ユーザーは、様々なコミュニティに参加し、グループ通話を通して、雑談やゲームなどを楽しむことができます。

『Yay!』の成功は、ナナメウエが培ってきたアプリ開発力と、ユーザーニーズへの深い理解の賜物と言えるでしょう。多様なコミュニティをサポートする機能や、ユーザーフレンドリーなインターフェースは、多くのユーザーに支持されています。

AIを活用したコミュニティ支援サービス

アプリ開発・運営に加え、ナナメウエはAI関連サービスにも積極的に取り組んでいます。その代表例が『DataWow』です。これは、ナナメウエが保有するSNSの投稿データやユーザーデータをAIで分析・解析し、コミュニティ運営を自動化するサービスです。

さらに、『Posmoni』というコンテンツモデレーションAPIプラットフォームも提供しています。これらのサービスは、コミュニティ運営の効率化や、より安全で快適なオンライン環境の構築に貢献しています。

未来へ向けた展望

株式会社ナナメウエは、今後もAI技術を活用し、より高度なコミュニティ支援サービスを提供していくと予想されます。ユーザーニーズを捉え、常に進化を続ける同社の今後の展開に期待が高まります。人々の繋がりを促進し、より良い社会の実現に貢献する企業として、更なる成長が期待されています。

事業所

本社：東京都港区赤坂8-12-14 UIW 乃木坂 3F
バンコク支店：725 Metropolis Building 10th Floor, Unit 1001, Sukhumvit Road, Khlong-Ton Nuea, Wattana, Bangkok, Thailand

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