ナンパリス・メンディとは？意味をやさしく解説

ナンパリス・メンディ：不屈の精神を持つセントラルMF

ナンパリス・メンディ（Nampalys Mendy）は、1992年 6月23日フランスのラ・セーヌ＝シュル＝メールで生まれたプロサッカー選手です。現在はフランスのリーグ・アンに所属するRCランスでプレーし、セネガル代表としても国際舞台で活躍しています。主に守備的ミッドフィールダーとして、その卓越したボールコントロールと戦術眼でチームを支えています。また、サッカー選手のバフェティンビ・ゴミスはいとこにあたります。

プロキャリアの始まり：モナコ時代

メンディは、複数のクラブを経て、2007年にASモナコのアカデミーに入団しました。2010年4月27日には、モナコと2013年6月までのプロ契約を締結し、同年8月7日のオリンピック・マルセイユ戦でプロデビューを果たしました。そのプレースタイルから、しばしば名選手クロード・マケレレと比較されました。モナコでは、リーグ・ドゥ優勝（2012-13シーズン）を経験しています。

ニースへの移籍と才能の開花

2012-13シーズン終了後の移籍市場では、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルといったビッグクラブからの関心が報じられましたが、メンディ自身はフランス国内でのプレーを希望し、2013年8月にOGCニースにフリーで加入しました。ニースでは、彼の才能が開花し、中盤の要としてチームを牽引しました。

レスター・シティでの挑戦と復帰

2016年7月3日、メンディはイングランド・プレミアリーグのレスター・シティへ移籍しました。モナコ時代に指導を受けたクラウディオ・ラニエリ監督との再会となり、大きな期待が寄せられました。契約は4年で、移籍金は当時のクラブレコードである1300万ポンドでした。しかし、2017年7月31日には、古巣のニースにレンタルで復帰し、再びフランスでのプレーを選びました。2020年8月24日には、レスター・シティとの契約を2年延長し、その後もチームに貢献しました。

RCランスへの移籍

2023年9月4日、メンディはRCランスにフリーで加入しました。RCランスでの活躍も期待されています。

セネガル代表としての国際舞台での活躍

メンディは、かつては年代別のフランス代表に選出されていました。2009年にはUEFA U-17欧州選手権に出場しましたが、チームはグループステージで敗退しました。また、UEFA U-19欧州選手権2011の予選にも出場しましたが、予選敗退に終わりました。その後、セネガル代表への鞍替えを決断し、2021年3月26日のコンゴ共和国代表戦でセネガル代表デビューを果たしました。2022 FIFAワールドカップにも出場し、国際舞台でその実力を証明しました。セネガル代表では、アフリカネイションズカップ2021で優勝も経験しています。

プレースタイルと評価

メンディは、中盤の底でボールを奪取し、正確なパスで攻撃を組み立てる能力に長けています。また、戦術理解度も高く、チームのバランスを保つ上で不可欠な存在です。そのプレースタイルは、かつてフランス代表で活躍したクロード・マケレレに例えられることもあります。豊富な経験と高い技術を併せ持つメンディは、これからも多くの試合で活躍すると期待されています。

クラブでのタイトル

モナコ
リーグ・ドゥ: 2012-13
レスター・シティ
FAカップ: 2020-21

代表でのタイトル

セネガル
アフリカネイションズカップ: 2021

代表歴

出場大会
セネガル代表
2022 FIFAワールドカップ

試合数
国際Aマッチ 28試合 0得点（2021年-）

外部リンク

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