ニキー・ホルツケン(Nieky "The Natural" Holzken、1983年12月16日生まれ)は、オランダ・ヘルモント出身のキックボクサー、プロボクサーです。その卓越した技術を自然体で繰り出すことから「ザ・ナチュラル」という異名で知られています。甘いマスクでも人気を集め、多くのファンを魅了しています。
ホルツケンは、2006年にK-1 WORLD MAXスカンジナビア大会で全試合TKO勝利を収め、その名を轟かせました。翌2007年には、K-1 WORLD MAX世界トーナメント開幕戦でブアカーオ・ポー.プラムックと対戦し、判定負けを喫しますが、その後も数々の強豪と激闘を繰り広げました。
2008年にはK-1 WORLD MAX 2008 FINALのオープニングファイトでヴァージル・カラコダを1RKOで下し、その実力を示しました。2009年のK-1 WORLD MAXでは、ブアカーオとの再戦でリベンジを果たすことはできませんでしたが、2010年にはIT'S SHOWTIME世界77kg級王者コスモ・アレキサンドラに勝利し、存在感を示しました。
2013年3月にはプロボクシングデビュー戦を行い、KO勝利で飾りました。2016年にはベネルクススーパーミドル級王座を獲得し、ボクシングでも才能を発揮します。2018年にはWBC世界スーパーミドル級ランキングにランクインし、その実力が世界的に認められました。同年のWorld Boxing Super Seriesスーパーミドル級準決勝では、急遽の代役としてカラム・スミスと対戦し、判定負けを喫しましたが、その挑戦は多くのファンを感動させました。