ニック・ツーン

ニック・ツーン：アメリカンフットボール選手

ニック・ツーン（Nick Toon、1988年11月4日 - ）は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ミドルトン出身の元プロアメリカンフットボール選手。
ポジションはワイドレシーバー（WR）を務めていた。
父親は、元ニューヨーク・ジェッツのWRとして活躍したアル・ツーンである。

プロ入り前

ニック・ツーンはミドルトン高校で才能を発揮した。

3年次（2005年）：26回のレシーブで425ヤードを獲得、6タッチダウンを記録。州のセカンドチームに選出。
4年次（2006年）：51回のレシーブで799ヤードを獲得、13タッチダウンを記録。州のファーストチームに選出。

また、キックオフリターナーとしても活躍。
Rivals.comからは、大学入学前に州内3位のワイドレシーバーとして評価された。

父親のアル・ツーンが殿堂入りを果たしたウィスコンシン大学に進学。

2007年：レッドシャツとして過ごす。
2008年：12試合に出場、17回のレシーブで257ヤードを獲得。チャンプススポーツボウルでは2回のレシーブで27ヤードを獲得。シーズン終盤5試合で14回のレシーブ、196ヤードを獲得。
2009年：54回のレシーブで805ヤードを獲得、4タッチダウンを記録。チームトップのレシーブ数とレシーブ獲得ヤードを記録。
2010年：先発7試合を含む9試合に出場。足首の負傷により、数試合を欠場。ローズボウルでは3回のレシーブで46ヤードを獲得。
2011年：全13試合に先発出場、64回のレシーブで926ヤードを獲得、10タッチダウンを記録。ローズボウルでは9回のレシーブで104ヤードを獲得。4シーズンで171回のレシーブ、2447ヤードを獲得、18タッチダウンを記録。大学歴代3位の記録。

NFL

ニューオーリンズ・セインツ

2012年のNFLドラフト4巡全体122位でニューオーリンズ・セインツに指名され、7月16日に4年契約を締結。

2012年：シーズン開幕前の8月31日に故障者リスト入りし、シーズンを棒に振る。
2014年：11月30日のピッツバーグ・スティーラーズ戦で、ドリュー・ブリーズからのパスを受け、プロ初のタッチダウンを記録。
2015年：プレシーズンゲームで足首を負傷し、故障者リスト入り。その後、チームから解雇。

セインツでは3シーズンで16試合に出場し、21回のレシーブで283ヤードを獲得、1タッチダウンを記録。

セントルイス・ラムズ

2015年9月30日にセントルイス・ラムズとプラクティススクワッド契約を結ぶ。
2016年5月11日、ラムズから解雇された。

脚注

外部リンク

* 通算成績と情報 NFL.com, ESPN, Pro-Football-Reference （英語）

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