ニック・ビンセント

ニコラス・ジェームズ・ビンセント（Nicholas James Vincent）は、1986年7月12日生まれのアメリカ合衆国出身のプロ野球選手です。右投げ右打ちの投手として知られています。現在はフリーエージェント（FA）となっています。

経歴

ビンセントは、2008年のMLBドラフトでサンディエゴ・パドレスから18巡目（全体555位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。当初はA-級のユージーン・エメラルズでプレーし、その後、AAA級のポートランド・ビーバーズにも昇格しましたが、すぐにユージーンに戻りました。2009年にはA+級のレイクエルシノア・ストームで好成績を収め、2011年にはAA級のサンアントニオ・ミッションズで防御率2.27という素晴らしい成績を残しました。

2012年、ビンセントはパドレスとメジャー契約を結び、念願のメジャーデビューを果たしました。ヒューストン・アストロズ戦でデビューし、2回を無安打無失点に抑える好投を見せました。その後もメジャーとAAA級を行き来しながら、27試合に登板し、防御率1.71という安定した成績を記録しました。2013年には45試合に登板し、6勝3敗1セーブ、防御率2.14という成績を残しました。

2016年、ビンセントはシアトル・マリナーズに移籍し、ブルペンの主力として活躍しました。60試合にリリーフ登板し、防御率はやや悪化したものの、奪三振率を向上させました。2017年には自己最多となる69試合に登板し、防御率3.20を記録しました。2018年オフにFAとなりました。

2019年、ビンセントはサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びましたが、シーズン途中にFAとなりました。その後、フィラデルフィア・フィリーズと契約し、メジャーに昇格しました。2020年にはマイアミ・マーリンズでプレーしましたが、再びFAとなりました。

2021年にはテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結びましたが、シーズン途中に自由契約となりました。その後、ミネソタ・ツインズと契約し、再びメジャーに昇格しましたが、シーズン終了後にFAとなりました。

ビンセントは、リリーフ投手として豊富な経験を持ち、多くの球団で貴重な戦力として活躍しました。今後の活躍にも期待が寄せられています。

詳細情報

年度別投手成績: (省略)
背番号:
50 (2012年 - 2018年)
61 (2019年 - 同年7月28日)
29 (2019年9月2日 - 同年終了)
44 (2020年)
58 (2021年)

外部リンク

MLB 選手情報
ESPN 選手情報
Baseball-Reference 選手情報
Fangraphs 選手情報
The Baseball Cube 選手情報
Nick Vincent stats MiLB.com
Nick Vincent (@NickVincent50) - X（旧Twitter）

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