ニック・ポープ

ニック・ポープ

ニコラス・デイヴィッド・ポープ（Nicholas David Pope, 1992年4月19日 - ）は、イングランド・ケンブリッジシャー州ソーハム出身のサッカー選手です。現在はプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドFCに所属し、ポジションはゴールキーパーを務めています。また、イングランド代表としても活躍しています。

クラブ経歴

初期

ポープはユース時代をイプスウィッチ・タウンFCで過ごしましたが、2008年に16歳で解雇されました。その後、7部リーグに相当するイスミアンリーグ・ディヴィジョン1・ノースのベリー・タウンFCに入団し、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。当時は牛乳配達のアルバイトもしていたそうです。

チャールトン・アスレティックFC

2011年5月24日、フットボールリーグ1（実質3部）のチャールトン・アスレティックFCに移籍。しかし、ここでは正GKの座を掴むことができず、ローン移籍を繰り返すシーズンを送りました。

バーンリーFC

2016年7月19日、プレミアリーグに復帰したバーンリーFCと3年契約を締結。加入1年目の2016-17シーズンはリーグ戦への出場機会はありませんでした。

転機となったのは2017-18シーズンです。9月10日のクリスタル・パレスFC戦で、正GKのトム・ヒートンが負傷。その影響で後半から途中出場し、念願のプレミアリーグデビューを果たしました。試合は1-0で勝利し、ポープも勝利に貢献しました。続く17日のリヴァプールFC戦では、相手の猛攻を凌ぎ切り、1-1の引き分けに持ち込みました。さらに、10月1日のエヴァートンFC戦では、1-0で自身初のプレミアリーグ完封勝利を達成。同年10月9日には、バーンリーとの契約を2020年6月まで延長しました。このシーズン、ポープは11回の無失点試合を達成し、チームはクラブ史上最高となる勝ち点43を獲得し、7位でシーズンを終えました。

2018-19シーズンは怪我の影響で出場機会がありませんでしたが、2019-20シーズンにはトム・ヒートンの移籍に伴い、再び正GKの座に返り咲きました。このシーズンは15勝、15回のクリーンシートを達成し、自己最高のシーズンを送りました。チームも10位という好成績を収めました。

ニューカッスル・ユナイテッドFC

2022年6月23日、ニューカッスル・ユナイテッドFCへ4年契約で完全移籍。

代表経歴

2018年3月15日、バーンリーでの活躍が認められ、イングランド代表に初選出されました。同年5月には、2018 FIFAワールドカップのメンバーにも選出されています。その後も代表に選出され、2022 FIFAワールドカップにも出場しました。

代表歴

2018 FIFAワールドカップ
2022 FIFAワールドカップ

国際Aマッチ 10試合 0得点（2018年-2022年）

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